PGAツアー「2シリーズ制」の全貌を徹底解剖! 賞金31億円の一軍と二軍の違いとは?【山を動かす・前編】
週刊ゴルフダイジェスト
PGAツアーは今年6月、2028年より導入予定の2シリーズ制案を発表した。大改革によってどのような制度へ変わるのか。識者やファンはどう受け止めているのかについても後編で紹介する。
PHOTO/Yoshihiro Iwamoto、Tracy Wilcox/PGA TOUR via Getty Images、Getty Images

>>後編はこちら
- PGAツアーは今年6月、2028年より導入予定の2シリーズ制案を発表した。後編では新制度に対して、有識者や読者の間ではどのような意見が出ているのかについて紹介する。 PHOTO/Yoshihiro Iwamoto、Tracy Wilcox/PGA TOUR via Getty Images、Getty Images >>前編はこちら ……
「チャンピオンシップシリーズ」と
「チャレンジャーシリーズ」の2部制へ
6月23日、PGAツアーは2028年より実施される予定の新たな競技モデルを発表した。この改革案は選手代表6人と戦略ビジネスアドバイザーの3人で構成される「未来競技委員会」が、3つの戦略的優先事項に従い提案したもの。
その具体的な内容は、
①シーズンを通じてフィールドの一貫性と質を向上
②プレーヤーが出場資格を獲得、または維持するための明確な仕組みの作成
③ファンやパートナーに向けてより構造的で高いレベルの競争を提供、となっている。
つまり、ファン、プレーヤー、パートナーのために、よりわかりやすく、より実力主義的な競技モデルであることが優先事項だったということになる。
新形式は2つのシリーズで構成され、トッププレーヤー同士が競い合う「PGAツアーチャンピオンシップシリーズ」は、年間23〜24試合が予定され、1試合の賞金総額は最低2000万ドルから。その下部のシリーズで、“最高峰”に上り詰めるために競い合う「PGAツアーチャレンジャーシリーズ」は、20試合以上で構成され、賞金総額は最低400万ドルからとなっている。各大会の出場選手数は前者が平均120名でスポンサー推薦、補欠リストなし。後者は最大144名だ。
また、両シリーズともに2〜8月に開催され、それぞれ独立したポイントシステムを運用する。基本的に予選落ちがあるのも特徴だ。現在、「チャンピオンシップシリーズ」のレギュラーシーズンの15試合のうち、決定しているのは「ザ・セントリー」、「アーノルド・パーマー招待」、「トラベラーズ選手権」、「キャデラック選手権」、来季スタートのSOMPOの大会、そして新たに追加された「GO by Raymond James」の6大会のみ。そのほか未定事項も多いが、大部分は来季開幕前までに決定するという。

「実力主義に基づいた新たな競技モデルが誕生」
─ブライアン・ロラップ(PGAツアーCEO)

PGAツアーCEOのブライアン・ロラップは、実力主義に基づくことで、現在のシステムより「明確」になり、トッププレーヤーが「常に競い合う」新たな競技モデルとなることを強調した
「次世代の選手とファンのための改革だ」
─タイガー・ウッズ(PGAツアー未来競技委員会委員長)
昨年8月に創設され、最適な競技モデルの策定を担う未来競技委員会の委員長タイガー・ウッズは、選手とファンのために「最強な形のPGAツアー」を設計することが改革の目的だと話した


SOMPOが“1軍大会”のスポンサードを決めた
7月末、PGAツアーは、損害保険大手SOMPOホールディングスの海外保険事業をけん引するSOMPOインターナショナルがスポンサーを務める新規大会を2027年から行うことを発表。また、2028年以降はチャンピオンシップシリーズの大会をスポンサードする
>>後編はこちら
- PGAツアーは今年6月、2028年より導入予定の2シリーズ制案を発表した。後編では新制度に対して、有識者や読者の間ではどのような意見が出ているのかについて紹介する。 PHOTO/Yoshihiro Iwamoto、Tracy Wilcox/PGA TOUR via Getty Images、Getty Images >>前編はこちら ……
週刊ゴルフダイジェスト2026年9月1日号より


レッスン
ギア
プロ・トーナメント
コース・プレー
書籍・コミック





















