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【ゴルフジム】「30~40ヤードが上手く打てません」

読者の悩みを教え上手なプロがマンツーマンで解決する連載「ゴルフジム」。今回のお悩みは「30~40ヤードのアプローチが上手く打てない」というもの。その解決法とは?

PHOTO/Yasuo Masuda テキストDaisei Sugawara THANKS/オールデイゴルフ馬橋

教える人/内海 大祐プロ

うつみだいすけ。76年生まれ、茨城県出身。その人の体格や筋力
などに応じた、理にかなったスウィング構築に定評がある。自身が
運営する「オールデイゴルフ馬橋」でレッスン中

<今週のお悩み>
「30~40ヤードの距離がうまく打てません」

小谷川 元樹さん(37歳/身長179cm/ゴルフ歴17年/ベストスコア77/平均スコア87)
手首をためる長さとリリースのタイミングが、1球ごとに変わってしまう印象。手首の角度をキープする時間が長い場合は、手元が目標方向に流れてリリースが遅れてしまい、最悪の場合ネックから入ってシャンクになる。

小谷川 30~40ヤードくらいでシャンクが出るようになってしまって……。

内海 最近、何か打ち方を変えたりしましたか?

小谷川 意識としては、手首(腕とクラブ)の角度をなるべくインパクト近くまでキープして下ろしたいとは思っています。

内海 その意識が強く出すぎてしまって、リリースのタイミングを逃している感じですね。ダウンスウィングに入ってから、手元が目標方向に流れてしまって肝心のヘッドが下りてきていません。フェースが返らない状態でネックから当たるので、シャンクになりやすいんです。

ココが原因!
手首の角度に意識が向きすぎです

トップでできた手首の角度(コック)をキープしたままインパクトしようとしすぎると、ダウンスウィング後半で手元が目標方向に流れてしまい、リリースの適正なタイミングを逃してしまう。

小谷川 むしろ「タメ」を作らないほうがいいんでしょうか。

内海 それは振り幅に任せればいい(振り幅が大きくなれば自然に手首の角度は大きくなる)と思います。それより、インパクトで左腕からクラブまでが一直線になっていて、なおかつ体の正面でボールをとらえられているかどうかに意識を向けるほうがいいです。たとえば、左右のグリップを逆(クロスハンド)にしてボールを打つと、この感覚がわかります。

小谷川 体の回転で打つ感じがします。

内海 手首の角度を長くキープしすぎた場合は、なかなかヘッドが下りてこないので、自分自身が左にスライドする必要があります。少なくともインパクトゾーンは、腕と体を一体化させて体の回転で打つほうが、打点が安定します。

これで解決!
「腕と体の一体感を上げて
 体の正面でボールをとらえよう」

Point 1
腕と体を一体化させ体の正面で打つ

ごく小さいスウィングならば、腕の振りや手首のコックをゼロにして、体の回転だけで振り子を作って打てる。アプローチはこの動きの延長線上にあるという意識を持つのがいい.

Point 2
フォローも体の回転で出す

インパクトしたら、体と腕の関係(両腕が体の正面にあ
る状態)を変えずに、体の回転でフォローを出していく。体を止めてしまうと出球の方向、スピードとも不安定になる。

Drill
フォローから巻き戻してボールを打つ

地上50 センチくらいを「空中素振り」すると、自然に体の回転でフォローが出る。その形から巻き戻して、再度同じフォローの形になるよう意識して振る。途中でボールを置いてもらい、実際に打つとさらに効果的。

週刊ゴルフダイジェスト2026年8月18・25日号より

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