【95歳のエージシューター】<前編>「エージシュートは年々ラクに。“老後のため”にゴルフをしています」
週刊ゴルフダイジェスト
今回のスーパーシニアは、「エージシュートはどんどん簡単になりますよ」と語る遠藤芳作さん。とても謙虚でシャキッとした95歳に、長くゴルフを楽しむ秘訣を聞きました。
PHOTO/ Yasuo Masuda THANKS /よみうりGC

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- 今回のスーパーシニアは、「エージシュートはどんどん簡単になりますよ」と語る遠藤芳作さん。前編に引き続き、長くゴルフを楽しむ秘訣を聞きました。 PHOTO/ Yasuo Masuda THANKS /よみうりGC 遠藤芳作(えんどう ほうさく)さん(写真中央)。昭和5年生まれの95歳。現在のエージシュート達成回数は952回を数える(4/21現在) >>後編はこ……
名コース、よみうりゴルフ倶楽部にすごいシニアがいるという話を聞き、その方が毎週参加しているというシニアメンバー中心の「火曜会」というコンペを訪ねた。9番(パー4)グリーンで待っていると、背筋をピンと伸ばして歩いてくる若々しい男性が見えた。2オンはしなかったけれど、3打目を上手くグリーンに乗せ、ピン奥からの難しい下り3mパットを入れてパー。
「でも、ハーフ47でしたから、お恥ずかしい。45以下で回らないと、エージシュートが遠くなります」
この方、遠藤芳作さんは昭和5(1930)年生まれの95歳。今年10月に96歳を迎える。山形県出身、ゴルフを始めたのは53歳のとき。それでもキャリアは40年を超える。
「仕事関係のお付き合いで始めました。スポーツは高校時代に軟式テニスを少しやっていた程度でしたが、銀行の方が分厚いレッスン書をくれたので、ネーム入りのクラブを買って始めた。これは今も大事に取っていますよ。最初は少し習ったけどなかなか上手くいかなくてね。でも仲間がいた習志野CCのメンバーになり(今はお子さんに譲渡)すぐにコースに出ました。スコアはもう覚えていません。でも、ハマっちゃったんですよね。当時はコースに公衆電話が5、6台あり、そこから仕事の電話をかけていましたね。そして、東京国際GCのメンバーになって、よみうりGCはその後です。ここは車で自宅から25分で来られるのもいいのです」
遠藤さんは高校卒業後、実家の農家を手伝っていたが上京し、いわゆる“丁稚(でっち)”を経て、東京世田谷で米の卸売りを営んできた。まさに、米屋になることが宿命のような名前だが、「私にはきょうだいが13人いて、上の2人が小さい頃に亡くなったので、親父が隣の和尚さんに頼んで付けてもらったのがこの名前なのです。やっぱり名前は大切ですよね」。
さて、どんどんゴルフにハマっていった遠藤さんの現在のラウンド数は、「火曜会」を含め月に15〜16回。
「東京国際では日曜と木曜、だから、だいたい1日置きにしていますね。ゴルフをしない日は、今も事務所に顔を出す。会社は息子に譲っているから口は出せないけれど、金だけは握っているんですよ(笑)」
自宅から事務所までの150mの上り道を1日往復5回程度、自転車で行ったり来たりしている。自然に足腰が鍛えられる。
「足腰の強さは、家系もあります。それに、昔は牛や馬を使って1日に何度も往復して田んぼを耕していたから、そのおかげで鍛えられた部分もある。仕事でも以前は60キロの米俵を運んでいた。今は30キロの袋しかないですけれど」
身長を聞くと「10cmくらい縮んで170cmない」と返ってきたが、背筋が伸びているので、もっと大きく見える。そしてコースではなるべく歩くようにしているという。ササッと速く歩くので、仲間に「せっかち」と言われるほどだ。
「腰が悪いのでベルトを巻いてはいます。『年寄りがあまり歩くな』と言う人もいる。でも、カートに乗っても結局歩くことになるし、夏も冬も同じように歩きます。この『火曜会』は、暑くても寒くても雨が降っても、コースがクローズにならない限りやるんですよ。やめると田中さんに怒られる」
この“田中さん”とは、よみうりGCの超有名スーパーシニア、91歳の田中菊雄さんのこと。白ティーからエージシュートを重ねており、大会なども開催する。
「田中さん、年間355回ラウンドしていますよ。でも田中さんの存在はすごく大きい。それで皆エージシュートに挑戦するようになったのですから」
体を上手く使う「左に重心を乗せて、リズムよく」
スウィング中、左足がヒールアップ。「左重心で回せと指摘される。そのときは直るけどコースに来ると体が先に行ってスライスが出る。クラブに仕事をしてもらえばいいとわかってはいるんです」

95歳、年々エージシュートがラクに!
息子3人のうち長男と三男はゴルフをする。「僕が一番上手いかな(笑)。子どもたちは仕事でまだ遊んでいられないから。僕には『あまり金を残さなくていい』と言ってくれますよ」
とにかく歩く。「自転車も乗ります。田んぼを耕した経験も足腰を作った」
ゴールドティーからラウンド。カートには乗らずなるべく歩くようにしている。「足腰の強さは家系。歩くことは体にいい。ゴルフ場は芝だからクッションの上を歩く感じになります」

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- 今回のスーパーシニアは、「エージシュートはどんどん簡単になりますよ」と語る遠藤芳作さん。前編に引き続き、長くゴルフを楽しむ秘訣を聞きました。 PHOTO/ Yasuo Masuda THANKS /よみうりGC 遠藤芳作(えんどう ほうさく)さん(写真中央)。昭和5年生まれの95歳。現在のエージシュート達成回数は952回を数える(4/21現在) >>後編はこ……


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