【練習場の“浦”メニュー】Vol.18 タテの距離をそろえるには右への体重移動“ゼロ”を覚える!
練習場の“浦”メニュー
身長171cmで420Yという驚異の飛距離を誇る浦大輔が、上達に役立つホンモノの練習を伝授する連載「練習場の“浦”メニュー」。アイアンショットにおいて、左右の精度以上に重要なのがタテの距離。アイアンの名手とは、タテの距離がブレずにそろう選手にほかならない。でははどうすればそろうのか?
TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Takanori Miki THANKS/√dゴルフアカデミー ILLUST/Koki Hashimoto


浦大輔
うらだいすけ。身長171cmで420Y飛ばす飛ばし屋にして超理論派。東京・銀座及び池上で√d golf academyを主宰。「浦大輔オンラインアカデミーサイト」では、スペシャルドリルやマル秘レッスンを有料会員限定で配信中
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- 身長171cmで420Yという驚異の飛距離を誇る浦大輔が、上達に役立つホンモノの練習を伝授する連載「練習場の“浦”メニュー」。ドリルに没頭するアマチュアの多くは「やってる感」で満足してしまっているか、やってる自分に酔っているだけだと浦さん。とくにわきの下にグローブやタオルを挟む練習は要注意だ。 TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Takanori Miki THANKS/√d……
今月の浦メニュー
その番手で「狙える」
のは何ヤードなのか
こんな人にオススメ!
●アイアンの距離がバラつく
●番手間の距離が不安定
上手く打ったつもりなのにショットごとに飛距離がバラつく人、番手間の飛距離の階段がちゃんと作れない人は、まずは自分のアイアンの各番手の距離を正確に知ることが大事。そのうえで、タテ距離をそろえる練習を重ねる必要がある

右への軸ブレを排除して球を打つ!
アイアンの距離をそろえるには、アドレスの位置から右への体重移動を一切せずにスウィングすることが大事。クラブなどを目印にして軸がブレていないかを外からチェックしてもらおう。なおダウンスウィング以降の左への移動はOK
前回、アイアンの方向性について話をしました。そうなると当然、「じゃあタテの距離は?」ということになりますよね。でもその話をする前に、まずアイアンの飛距離とは何ぞやということを改めて考えてもらう必要があります。アマチュアの大部分、誤解を恐れずに言うなら99%以上は「各番手をフルショットしたときに飛ぶ距離」だと思っているのではないでしょうか。これがそもそもの間違いです。
前回の「真っすぐ」の話を思い出してください。「何ヤードなら真っすぐ打てますか」と聞いたと思います。飛距離はその裏返しで、「その番手で真っすぐ打てる距離」にほかなりません。
この場合の「真っすぐ」は1ヤードの幅とか1ピンの幅とかシビアなことは言いません。「あなたが許せる左右ブレの範囲内で打てる距離」です。たとえばこれを左右各15ヤード、トータル30ヤードの幅だとしましょう。この幅に収まればだいたいグリーンの幅には収まりますからね。PW、9番、8番、7番……それぞれの番手でその幅に収まるのは何ヤードか。それを見つけるのが本来のアイアンの飛距離の考え方です。
そしてもう1つ重要なのが、この距離は「結果論」だということ。それぞれの番手でたくさんの球を打ち、そのデータを集計して算出される数字こそが自分にとっての「その番手の飛距離」です。8番が140ヤードだから7番は150ヤードかな、みたいな願望論はそもそも話になりません。本当の自分のアイアンの飛距離を知りたかったら、練習場で全番手を打ちながらデータを取ることが不可欠なんです。
実際に球を打って飛距離のデータを取る際のスウィングの目安をお教えしましょう。左右ブレの許容範囲の設定も難しいですし、その設定をシビアにしすぎると「PWで50ヤード」みたいなことにもなりかねませんからね。ポイントは、バックスウィングで右への体重移動を1ミリもせずに打つことです。この体軸のブレないスウィングなら、ダフったりせずに芯を食えばある程度距離がそろうはずです。ただしこれで番手間の飛距離の差が出せるのは、私の場合で7番アイアンまで。6番以上では右への体重移動が必要になるので、7番以下のように正確に距離を合わせて打てません。アマチュアだと8番か9番くらいが限界かもしれませんね。
これはとりもなおさず、タテ距離を正確にコントロールできる番手はそこまでだということを意味します。私でも7番が限界。それを知ることも自分の距離感を作るうえでとても重要です。スコアメイクのためには6番以上の距離を残さないとか、ピンを狙うのは7番まで、というようなマネジメントともつながってきます。
ハードルは高いと思いますが、まずはやってみてください。この正確な数値が把握できれば、それだけでゴルフの質が1ランク上がりますよ。
Point 1
トップの位置を常に一定にする

Point 2
手首のコックを“等速”で入れていく

<コースでの効能>
アイアンの前後のブレが激減する!
軸ブレを防ぎいつも同じトップが作れるようになれば、アイアンの距離のバラつきが小さくなり、いつも同じ距離を打てるようになる。番手ごとの飛距離は、練習場でたくさん球を打ち、その結果を集計して算出することが大事
月刊ゴルフダイジェスト2026年6月号より


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