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【ゴルフジム】「どうしてもインパクトで左腰が上がります」

読者の悩みを教え上手なプロがマンツーマンで解決する連載「ゴルフジム」。今回のお悩みは「どうしても左腰が上がってしまう」というもの。その解決法とは?

PHOTO/Hiroaki Arihara テキストDaisei Sugawara THANKS/トリトンゴルフスタジオ晴海

教える人/大和田沙羅

おおわださら。94年生まれ、福島県出身。JLPGAティーチングプ
ロA級。2022年、PLDA女子ドラコン世界選手権優勝。最長飛距
離の公式記録は342ヤードを誇る

<今週のお悩み>
「どうしてもインパクトで左腰が上がります」

森 砂織さん(57歳/身長165cm/ゴルフ歴13年/ベストスコア82/平均スコア97)
ダウンスウィングで腰の先行回転が弱いため、インパクトで腰がほぼ正面を向いている(3コマ目)。この時点では、腰が30〜45度程度開いているのが理想。腰の回転が足りていないと、左腰が上がったり、上体が伸び上がったりしやすい。

森 インパクトでどうしても左腰が上がっちゃって……。

大和田 切り返しのときに、背中が左(ターゲット方向)に動いちゃうのが気になりますね。 最初に上体をずらしてしまうと、その後いくら下半身を回しても追いつかなくなる。それが左腰が上がる原因です。

森 上体はどうなっていればいいですか?

大和田 トップまで上げたら、上体はそのままにして、お腹だけを回してください。

森 かなり苦しいです。

左腰が回らずに左にずれる

切り返しの際に、背中(上体、あるいは左肩)が先に目標方向に動いてしまうと、下半身の回転スタートが遅れ、それを補おうとして左腰が上がりやすい

大和田 そこを頑張っておくと、その後が楽になります。イメージとして、「頭と足を固定したまま体の中心部を回す」 のがゴルフスウィングだと思ってください。 たとえば、両手を前に出してクラブを杖代わりにして固定し、その状態でお腹だけを回すと感覚がよくわかります。

森 この感覚と比べたら、今までは相当上体が横に動いていましたね。

大和田 実際のスウィングでお腹を使うには、最初はハーフスウィングくらいの大きさで、「お腹を回す」という意識を強く持ってボールを打つといいです。体の中心部がきちんと動くと、振り幅が小さくてもバチンと強く当たって、飛距離も出ることがわかるはずです。

森 確かに、強く振らなくても飛びそうです。

大和田 その感覚がつかめたら、あとは振り幅を大きくしていけばOKです。

これで解決!
「切り返しでまずお腹を回して
   体幹部のねじれを作ろう」

Point 1
左肩を動かさずに腹部だけを回す

トップから上体のポジション(左肩の位置、胸の向き)を動かさずに、腹部だけを回す。下半身が先行回転し、体幹部に強い「ねじれ」が発生する。このねじれがスウィングスピードを生む。

Drill 1
腹部を意識しハーフスウィングでボールを打つ

振り幅をハーフスウィング程度に抑え、切り返しで腹を回すことに集中してボールを打つ。体幹が使えると、さい振り幅でも強くインパクトできるのがわかる。

Drill 2
両手を前に出し腹を回す

垂直に立てたクラブを両手で固定し、その状態で腹部だけを回す。切り返しで上体を動かさずに、体の中心部を回す感覚がわかる。

週刊ゴルフダイジェスト2026年4月7日号より

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