【教えて! なっち先生】Vol.50 ショットの成否に直結! スウィングの“リズム”を一定にする方法
大谷奈千代のイラストレッスン
一定のテンポ、リズムでスウィングできれば、再現性が高まり、ショットに安定感が生まれる。しかし、多くのアマチュアは「飛ばしたい」という気持ちから動きが崩れ、スウィングリズムも乱れてしまっているという。プロゴルファー・大谷奈千代に、リズムよく振るためのコツを、イラストを交えて詳しく解説してもらおう!

>>前回のお話はこちら
- スライスや引っかけといったミスの原因となる過度なスティープ軌道を修正するためのコツを、プロゴルファー・大谷奈千代にイラストを交えて詳しく解説してもらおう! >>前回のお話はこちら Lesson 49ミスにつながるスティープ軌道を防ぐ方法 スウィング中、クラブがシャフトプレーンの近いところを通ると……
Lesson 50
ショットの再現性を高める
“リズム感”の磨き方
プロゴルファーのしなやかで力強いスウィングは、見ているだけでイメージがよくなりますよね。クラブの振り方も大切ですが、スウィングのリズム感もショットの良否の大きな鍵を握っています。
リズム感が狂い出してしまうと、ショットが不安定になってしまうので注意が必要です。ゴルフスウィングは再現性が大切ですから、自分のスウィングリズムを一定に保つことができたら、ナイスショットの確率がグッとアップしますよ!
今回はスウィングリズムや力感についてゴルフイラストレッスンで解説していきましょう!
ゴルフは道具を使うスポーツですから、トップからハーフウェイダウンまではクラブヘッドの重さを利用した自然落下でクラブが下りてくるのが正解です。
しかし、多くのアマチュアゴルファーの方は、トップから切り返した瞬間、ボールを遠くに飛ばしたい気持ちが強くなってしまって、ダウンスウィングの前半のインパクト前に、ヘッドスピードが一番速くなる傾向があります。
手でボールを打ちにいってしまうと、インパクト以降の体の動きが止まってしまうので、結果的にヘッドスピードが減速してしまう原因になります。

腕の力を使うことなく、クラブを自然落下させた後、ハーフウェイダウン(手が右腰の高さ)からインパクト、フォロースルーにかけて、ヒップターン動作を行うことによってクラブを振り抜いていきます。
腕の力を使ってクラブを急加速させるのではなく、クラブの重さや体が左へ回転していく動きを使って、クラブをオンプレーンに乗せていくことができると、スウィングリズムも取りやすくなります。
このようにハーフウェイダウンからフォロースルーにかけてヘッドスピードが上がっていくためには、体を回転させることでヘッドを加速させていくことが大切です。

スウィングリズムが整う
バスタオルを使ったドリル
ヘッドを加速させていくスウィングのリズム感を覚えるには、バスタオルの片側を結び、クラブのヘッドに見立てて素振りするドリルが効果的です。
バスタオルはゴルフクラブほど重たくはありませんので、アドレスで無駄な力が入らず、リラックスした状態で構えることができるのも利点になります。
アドレスができたら、トップとフィニッシュでタオルの結び目が背中に当たるようにスウィングしましょう!
バックスウィングでは、タオルの結び目を左の背中にポンと当て、フィニッシュでは右の背中にポンと当てて、デンデン太鼓のイメージでスウィングします。背中を目標にすることでタオルの結び目はオンプレーン上を通りますから、正しい軌道で振ることができます。
タオルの結び目が背中に向かってスムーズに動かないときは、タオルの重さではなく、腕の力を使っている証拠です! 慣れてきたら、フォロースルーではタオルの結び目が風を切ってビュン!と加速するように振り抜きましょう。
スウィング中の力みに心当たりがある方は、ぜひこのドリルを参考にしてください!


大谷奈千代
1984年、神戸市出身。JLPGAトーナメントプロ&ティーチングA級。関西を中心にレッスン活動を行う
週刊ゴルフダイジェスト2026年3月31日号より


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