【たま~に80台で回りたいッ!】Vol.45「練習は裏切らない。己を信じて日々精進!」
シニアのための89ビジョン
飛距離が出なくても、練習量が少なくても、たま~に80台で回るゴルフは十分に可能! コラムニストの木村和久がシニアのための89ビジョンを指南。
ILLUST/Shinichi Hoshi

>>前回のお話はこちら
- 飛距離が出なくても、練習量が少なくても、たま~に80台で回るゴルフは十分に可能! コラムニストの木村和久がシニアのための89ビジョンを指南。 ILLUST/Shinichi Hoshi >>前回のお話はこちら 最近、ゴルフ番組で人気なのが『コースマネジメント企画』です。今まではバトル、バラエティ、レッスン&am……
以前に書いた「1000円ドライバー」の続きですが、グリップを替えて練習に励み、練習場シングルにはなれたのですが、実戦ではまだ90台ゴルファーかな。
けれど日々練習しているので、近い将来必ず実り、大輪の花を咲かせると信じています。というわけで今回は練習は裏切らないというテーマで、あるべき練習生活の過ごし方を学びたいと思います。
練習のモチベーション
いきなり練習回数を増やそうと思っても、なかなか難しいものがあります。そこで練習熱心になるきっかけを作りましょう。
一番いいのはギアの購入です。それも中古ショップやヤフオクで見つけた安めのギアがいいです。高額なドライバーも悪くはないですが、高額だとお金を払った元を取ろうとして、ムキになります。10万円も払ったんだから、ちゃんと結果を出せよ、チューくらいあって当然だろって、それじゃ田舎のキャバクラじゃん。
ではなくて、まずは安いギアで練習し、結果が出たらそのシリーズの高級版を買えばいいだけ。あまり気負いもせず、散歩をするように日常生活のルーティンに練習が加われば長続きします。
そして気軽に練習ができる環境だからこそ、力みも取れて成果を出しやすいのです。ほか練習を始めるきっかけとしては、コンペや女性とラウンドするからいいとこ見せようとかね。練習をする理由は何でもいいのです。
苦手を克服しない
ゴルフの練習で、ついやりがちなのは、せっかくなので苦手分野を克服しようと思うことです。実はそれが大間違いなのです。
だって過去に30年ぐらいゴルフをやって、苦手分野が直らないわけでしょ。今さら還暦を過ぎて体力や運動神経、バランス感覚が落ちているのに、苦手が克服できるわけがないでしょう。苦手分野は練習じゃ直りません。答えはギアのタイプを変えるです。個人的にはアイアンが苦手なので、いくら練習しても、ここぞという時にシャンクが怖くなって思い切り打てませんでした。結果、アイアンは諦め、ほとんどUTを使うことに。だからアイアンは9番からしか使いません。
バンカーが苦手なら、バンカーから出やすいキャスコの『ドルフィン』などのお助けサンドや、ソールのデカいサンドに頼ればいいだけですよ。
得意を伸ばす
得意なクラブはますます磨きをかけ、好きなだけ打って精度を上げればいいのです。シニア世代は体力&筋力がないので飛距離を伸ばすというより、左右のブレを減らすとかね。そっちが大事です。力の入れ具合で、限界点を超えるとスライスしてしまう。
じゃあ、どこまでパワーを出せばいいんだ? そういうことを考えて、最大効果をもたらすポイントを探るべきです。個人的なことを言えば、知らず知らずのうちに腕を大きく振っていて、右のわきを締めることを忘れていたとかね。練習回数を重ねると、そういう事に気づきます。
気づきの副産物
練習は考えながらやらないとダメです。ゆえに様々な打ち方にトライし、最適なスウィングを模索しましょう。例えばクラブを長く持ったり短く持ったり、グリップをウィークやストロングにしたり、スタンス位置、ボール位置をあれこれ変えて、今の自分に何がいいかを発見すべきです。
この気づきは自分との対話です。最近気づいたのは、短い30ヤードくらいの寄せは、左足体重のまんまのほうがボールが上がりやすいし、ミスが少ないとかね。これはあくまで個人の感想ですけど。この気づきが10回ぐらい生まれたとして、採用して残るのは1つか2つかな。でも着実に進歩はします。
練習の結果はいつ出るか
一般的に練習の内容にもよりますが、結果が出るのは3カ月先ぐらいからと言われています。だから2〜3回練習して、コンペに行ったら惨敗はよくある話です。
それは今の私で、気長に腐らずに練習を続けるしかないです。たまたま1000円のクラブで好成績が出た、出合い頭のラッキーショットが続いただけです。最初は様子見でさほど力を入れずに振ったから良かっただけ。調子こいて振り回したら暴れたのが今。素材は悪くないので、どれぐらいまで振れるかの落としどころを探っています。乞うご期待。

教える人/木村和久
「89ビジョン」をはじめ様々なゴルフの楽しみ方を提案するコラムニスト。ベストスコア75。01年鶴舞CCキャプテン杯優勝。ゴルフ歴は35年。現在は扶桑CCのメンバー
週刊ゴルフダイジェスト2026年2月17日号より


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