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【小祝さくら ゴルフときどきタン塩】Vol.18 “黄色い”声援と感謝のしるし

国内女子ツアーを牽引する女子プロのひとり、小祝さくら。ほんわかした雰囲気を持ちつつも「連続出場」歴代4位の記録を持ち、数多くの優勝を重ねる実力者。そんな小祝の素顔や、ほっこりとした日常を追っていく――。

PHOTO/Shinji Osawa ILLUST/オギリマサホ

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  • 国内女子ツアーを牽引する女子プロのひとり、小祝さくら。ほんわかした雰囲気を持ちつつも「連続出場」歴代4位の記録を持ち、数多くの優勝を重ねる実力者。そんな小祝の素顔や、ほっこりとした日常を追っていく――。 PHOTO/Shinji Osawa ILLUST/オギリマサホ >>前回のお話はこちら 小祝さくらは、4月に25歳になった。最近、……

小祝さくらは、ファンをとても大切にしている。ファンサービスもできる限りしたいと考えていて、ファンの方からは「あんな選手いないよ」という声が挙がる。

昔からの小祝さくらファンは、全国各地の試合で、来られる試合に来て、ずっと応援してくれている。働いている方も多いので、ムリせず、行けるところに行く。年配の女性にもかなり人気があるらしい。自慢の娘といったところだろう。

見に来られなかった仲間たちに、ホールバイホールをメールし合ったりもしている。プレーを真剣に見ているし、玄人はだしな分析も交えながら、小祝さくらにあったかい声援を送っている。

実は皆さん、最終日は黄色のポロやシャツを着て応援するのが定番だった。それは、以前小祝さくらが、「黄色が好き。ラッキーカラーです」と言って、勝負カラーとしてよく着ていたからだ。

今年の誕生日、上田桃子から、黄色のおしゃれなバッグをプレゼントされ、とても喜んでいたさくら。しかし、ラッキーカラーについて聞くと、さくらはこう答える。

「え、黄色じゃなくてもいいんですよー」

だから、ファンの方たちは、黄色が基本だけれど、皆バラバラ、思い思いのウェアを着るようになった。こういうところも、小祝さくらファンらしいところだ。


真面目だけれど自由。ぐいぐい来すぎず、とてもよい距離感で真剣に応援してくれるファンに、いつも感謝している。そんなファンの皆さんに、昨年の最終戦のときプレゼントを用意した。

もともと贈り物好きの小祝さくら。送る相手が喜ぶものをじっくり考えて選んでいる。今回は、自身をスポンサードしてくれている「Gショック」を準備して渡した。

このプレゼントの購入の仕方がいかにも小祝らしい。スポンサーさんにお願いすれば、もしかしたら、人数分都合してくれたのかもしれない。

でも、小祝さくらは、「それじゃあ、意味がないんですよー」と不敵に笑い、自分自身で一般のお客さんとしてネット注文した。

色も仕様もカスタマイズできるタイプだから、それも自分で選んだ。ちなみに、そのGショックには‟黄色”が入っていたことも付け加えておきたい。

さくらプロの一番の魅力は?

「しゃべり方はああだけれど、プレーが早い! 気づいたらティーショットも打ち終わっていますから。実はキビキビしているのもいいですよね」とファンの方の声。

そんなファンの方々の愛に包まれて、今週も小祝は勝利を目指す。

昨年の最終戦後、さくらを囲んでパチリ。皆さんの腕には白と黄色がアクセントカラーのGショックが光る

大好きなケアベアのホルダーチャームは、ファンの方からの贈り物。試合中の栄養補給バッグで揺れながら、さくらの応援をしている

こいわい・さくら。1998年北海道生まれ。ニトリ所属。8歳でゴルフを始め、17年のプロテストで合格。19年初優勝、昨季は5勝を挙げ最後まで賞金女王を争う。「黄金世代」を引っ張る存在だ。「私、おっとりしているように見られるんですけど、そうでもないんですよ」

週刊ゴルフダイジェスト2023年6月27日号より