【小祝さくら ゴルフときどきタン塩】Vol.3 時間管理もルーティンも意外とキッチリ派
小祝さくら「ゴルフときどきタン塩」
国内女子ツアーを牽引する女子プロのひとり、小祝さくら。ほんわかした雰囲気を持ちつつも「連続出場」歴代4位の記録を持ち、数多くの優勝を重ねる実力者。そんな小祝の素顔や、ほっこりとした日常を追っていく――。
PHOTO/Shinji Osawa ILLUST/オギリマサホ
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- 国内女子ツアーを牽引する女子プロのひとり、小祝さくら。ほんわかした雰囲気を持ちつつも「連続出場」歴代4位の記録を持ち、数多くの優勝を重ねる実力者。そんな小祝の素顔や、ほっこりとした日常を追っていく――。 THANKS/札幌リージェントGC PHOTO/Satoru Abe、Hiroaki Arihara ILLUST/Saho Ogirima >>前回のお話はこち……
小祝さくらはスロープレーをしない。“プレーファスト”がしっかりと身についている。それはおっとりしていることと全く関係ない。時間をムダにしたくないタイプなのだ。
だから時間管理もきっちりとしている。常に余裕を持った行動を心がける。マネージャーに翌日のスケジュールを「〇時に出発、〇時からパッティング……」とLINEで詳細に伝えるが、いつもそれより早く行動してしまう。マネージャーが、さくらが20分前に集合場所へ来ることを予測して30分前に行くと、すでにさくらはここにいる。「あ、ゆっくりで大丈夫ですよ」と微笑むさくら。自分が急かされたり、慌てることがきらいなのだ。
意外と、段取りもしてくれる。食事に行くお店を予約したり、“焼肉奉行”でもある。お肉もすすんで焼いてくれ、皆に配りながら、自分もきちんと食べている。
「でも、ホルモンって焼けたタイミングがなかなかわからないじゃないですか。この前焼けたかどうかわからないまま、気づいたら食べちゃってました(笑)」
毎日のルーティンもきちんと決まっている。
「試合開始の約2時間前からストレッチをします。そしてコースに向かい、着いたら1時間半前から練習を開始する感じですね。まずパター練習場に行って20分、アプローチ・バンカーで20分、そこからショットの練習を30分、最後にもう一度パット練習を20分です。だいたい決めています」
2年くらい前から行っているルーティン。体に染みついているから、数字もすらすらと出てくる。
「自分で決めました。リズムがいい感じになるんです。ショットの練習は、58度、50度、48度を打ってから、ピッチング、7番アイアン、5番アイアン、4U、3番ウッド、ドライバー、とこれもだいたい決まっています」
どんなことも自分で決めたらゆるがない、そんなところも小祝の強さだ。試合中も、使う番手などはキャディと相談するが、悩んだときは結局、自分で決める。ミスの修正も、自分なりに考えて行動にうつすことができる。
「自分が思い描く通りに打てていたらいいんですけど、思い描く球が出ないときは、『この間、これで上手くいったので試してみよう』なんてやってみたりします。なかなか見つけ出せないことも多いんですよ。でも、試合中は自分とキャディさんしかいませんから、最終的には自分で考えてやっています」。
今日もキビキビと行動するさくらを見ていると、清々しい気分になってくる。

自分でしっかり時間管理ができる。スタート前の練習ルーティンも決まっていて、それに合わせて出発時間を決めている
さくらの練習ルーティン観察。ショット練習はウェッジ→アイアン→UT→FW→ドライバー。パッティング練習は最初と最後に2回


こいわい・さくら。1998年北海道生まれ。ニトリ所属。8歳でゴルフを始め、17年のプロテストで合格。19年初優勝、昨季は5勝を挙げ最後まで賞金女王を争う。「黄金世代」を引っ張る存在だ。「私、おっとりしているように見られるんですけど、そうでもないんですよ」
週刊ゴルフダイジェスト2022年11月15日号より


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