Myゴルフダイジェスト

  • ホーム
  • 週刊GD
  • 【ゴルヨガ】Vol.77 合掌ツイスト&両手伸ばしで捻転力アップ!

【ゴルヨガ】Vol.77 合掌ツイスト&両手伸ばしで捻転力アップ!

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、片脚を前に出しながら体を捻る動きで捻転力を高められるポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mako Izumi(ゴルル)

>>前回のメニューはこちら


メニューNo.77

合掌ツイスト&両手伸ばしで
捻転力アップ


アマチュアはスウィングの際、上半身と下半身が一緒に回ってしまっているケースが目立ちます。それだと捻転差を作ることができません。今回は骨盤を止めたまま、上半身を回すポーズを紹介します。

大事なポイントは、前脚にしっかり体重を乗せ、ひざを正面に向けたまま、体をねじる(ツイスト)こと。お腹とお尻に強い刺激が入ります。最初はきついかもしれませんが、体幹を使って上半身を回す動きを身につけてください。


Pose 1
左脚を前に出し合掌ツイストから両手を伸ばす

左脚を前に出し、胸の前で両手を合わせた姿勢でスタート。そこから上半身を左サイドにねじります。右手を押し込むと上半身がスムーズに回ります。そして両手を左サイドに伸ばします。1呼吸(2~3秒)で両腕を伸ばし、1呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。それを3回繰り返します。(3呼吸×3回)

Pose 2
右脚を前に出し合掌ツイストから両手を伸ばす

ポーズ1と2は左右対称のポーズです。こちらは右脚を前に出し、胸の前で両手を合わせます。そこから上半身を右サイドにねじり、両手を伸ばします。3回繰り返すのも同じです。前脚のひざが体の外側に逃げないように注意し、骨盤をしっかり止めたまま、上半身をねじることが大切です。(3呼吸×3回)

●どんな効果が?
骨盤を止めて上半身を回すと、お腹に強い刺激が入ります。前脚に体重を乗せ、ひざを正面に向けたまま、両ひじを伸ばすことができれば、お尻の筋肉もしっかり伸びます

●スウィングのココが改善!
骨盤を止めて上半身を回す動きが身につくと体幹を使って軸がブレずに回転できるようになります。下半身を止めたまま上半身を動かすアプローチやパッティングの精度が格段にアップします

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2025年11月25日号より