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【ゴルヨガ】Vol.71 反り腰解消&血行促進!「肩立ち」のポーズ

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、下半身の裏側を伸ばし、アドレスの姿勢改善に効果のあるポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル)

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メニューNo.71

「肩立ち」ポーズで
下半身の裏側を満遍なく刺激


今回はマットの上で脚を持ち上げる肩立ちのポーズの変形バージョンを紹介します。ポーズ1は腰が硬い人向けです。ひざが真っすぐ伸びると理想的ですが、多少曲がっても問題ありません。余裕のある人はお尻をさらに押し上げ、両脚が水平になる姿勢を作ります。

ひじを体の真下にもぐり込ませ、両手で腰を支えると、力を入れずに姿勢をキープすることができます。いずれも3呼吸キープを2セットずつ行ってください。


Pose 1
仰向けから両脚を上げ、お尻を持ち上げる

仰向けに寝た姿勢でスタート。そこから両脚を上げ、勢いをつけてお尻を持ち上げます。同時にお尻の下にひじをもぐり込ませ、両手で腰を支えます。ひざが真っすぐ伸びると理想的。1呼吸(2~3秒)で腰を支え、3呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。それを2回繰り返します。(5呼吸×2回)

Pose 2
肩立ちから両脚を水平にキープ

仰向けに寝た姿勢からお尻を持ち上げ、両手で腰を支えるところまではポーズ1と同じ。さらに両手でお尻を押し上げ、両脚がマットと水平になる姿勢を作ります。そうするとひじの支えで姿勢をキープできます。1呼吸で姿勢を作り、3呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。それを2回繰り返します。(5呼吸×2回)

●どんな効果が?
腰を丸めてひざを伸ばすことで前屈と同じ状態になります。腰、お尻、もも裏など、下半身の裏側が伸び、血行がよくなります。腹筋にも程よい刺激が与えられます

●スウィングのココが改善!
腰を丸めて伸ばすことで反り腰が改善し、アドレスの姿勢がよくなります。スウィング中に前傾姿勢が崩れることがなくなり、動きの再現性が高まってインパクトの安定感が格段に向上します

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2025年10月14日号より