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【ゴルヨガ】Vol.31 ゴルファーの大敵“猫背”には「魚のポーズ」が効く!

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、背骨のゆがみを改善し、スムーズなスウィングができるようになるポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル)

前回のメニューはこちら


メニューNo.31

「魚のポーズ」で
猫背解消


今回はヨガの「魚のポーズ」をベースにしたメニューを紹介します。ゴルファーにとって猫背は大敵です。「魚のポーズ」は、猫背解消に絶大な効果を発揮してくれます。このようなメニューを日々の習慣として積極的に取り入れましょう。

背中をしっかり反らせると、背骨のゆがみが改善され、筋肉の硬直をほぐすことができます。体の状態が変わる(猫背解消)と、スウィングの悩みが一気に解決するきっかけになります。


Pose 1
仰向けからの「魚のポーズ」

仰向けに寝た姿勢でスタート。両手をお尻に当て、ひじを体の下に滑り込ませます。そしてひじを徐々に曲げて背中の上半分を反らせます。ひじで体を支えた状態で首まで脱力したら、その姿勢で2~3呼吸(10秒)キープします。それを2回繰り返すことができれば理想的です。(2~3呼吸キープ×2回)

Pose 2
「魚のポーズ」あぐらバージョン

仰向けに寝てあぐらをかいた姿勢でスタート。同じく両手をお尻に当て、ひじを体の下に滑り込ませます。ひじを徐々に曲げて首まで脱力したら、その姿勢で2~3呼吸キープします。ポーズは少し複雑ですが、難度は変わりません。刺激の入り方が異なるので両方行うのが好ましいです。(2~3呼吸キープ×2回)

●どんな効果が?
背中と腰を反らせて筋肉を縮めることで、首の前側と胸とお腹の筋肉が伸びます。上半身全体のバランスがよくなり、正しい姿勢を長時間キープできるようになります

●スウィングのココが改善!
丸まった背骨が正しい状態に戻りますから、背骨がブレにくくなります。体の軸が安定し、スウィングがスムーズになり、再現性が高まります。ヘッドスピードも上がって飛距離アップが見込めます

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2024年12月10日号より