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【なんでもランキング】Vol.150「国内女子ツアー年間2億円突破選手」竹田麗央は史上最速の25試合で突破

ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング形式で紹介する本連載。今回は、歴代の年間獲得賞金2億円突破選手をご紹介!

TOTOジャパンクラシックで6ホールに及ぶプレーオフを制し、今季8勝目を飾った竹田麗央(PHOTO/Shinji Osawa)

今週の国内女子ツアーは最終戦リコーカップ。今シーズンの優勝者とランキング上位者のみが出場できるエリートフィールドだ。だが最終戦を待たずして、先日の伊藤園レディスで年間女王は竹田麗央に決定した。

竹田は21歳222日での女王戴冠となり、22年山下美夢有の21歳103日、07年上田桃子の21歳156日に次ぐ3番目の年少記録となる。

竹田の伊藤園レディス終了時の獲得賞金は2億5263万16円で、コロナ禍でシーズンが統合された20-21年の稲見萌寧が持つ歴代最多記録の2億5519万2049円に約250万円差まで迫っている。リコーカップの優勝賞金は3000万円。さらなる上積みも可能だ。

国内女子ツアーで年間獲得賞金が2億円を突破したのは15年のイ・ボミが初めてで2億3049万7057円。これは国内男子ツアーで01年に伊澤利光が記録した2億1793万4583円をも上回る国内ツアー新記録で、賞金ランク2位のテレサ・ルーに8000万円以上の大差をつけたが、竹田はそれを上回り、2位の小祝さくらを1億円以上引き離している。

また、2億円を突破したのは稲見が出場36試合目だったのに対して、竹田はわずか25試合目で2億円に到達。1試合当たりの賞金額にすると稲見が約567万円なのに対して、竹田は約842万円も稼いでいることになる。来年はアメリカを主戦場にする竹田はまだ21歳。この先、どれだけ稼ぐのだろうか?

<国内女子ツアー 年間獲得賞金2億円突破選手>

※数字は2024年伊藤園レディス終了時

週刊ゴルフダイジェスト2024年12月3日号より