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【ゴルヨガ】Vol.30 股関節の動きがスムーズに!「ダウンドッグ」からの足タッチ

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、体の背面を伸ばしつつ、股関節の動きがスムーズになるポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mai Inaji(ゴルル)

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メニューNo.30

「ダウンドッグ」
からの足タッチ


今回はヨガのダウンドッグのポーズをベースにしたバリエーションを紹介します。簡単そうなポーズに見えますが、実は難度が高く、同じポーズが作れる人は少ないと思います。

その場合はまず、体の角度を少し緩め(手足の間隔を広げる)、両手を床につけます。そうすると足首が硬い人はかかとが浮いたり、ひざが曲がったりします。それは許容範囲なので、自分なりのポーズが作れたら、右手と左手で交互につま先をタッチします。


Pose 1
「ダウンドッグ」から右手で左つま先をタッチ

かかとをつけたまま股関節を折り、両手を床についた姿勢でスタート。今回はスタートの姿勢が難しいので、両手が床につかない人は体の角度を少し緩めてもOKです。かかとが浮いたり、ひざが曲がったりするのも許容範囲です。両手が床についたら、右手の指先で左つま先をタッチします。(1呼吸×5回)

Pose 2
「ダウンドッグ」から左手で右つま先をタッチ

今回はポーズ1と2を交互に行います。右手で左つま先をタッチしたら元の姿勢に戻り、今度は左手で右つま先をタッチします。タッチするのは一瞬でOKです。つま先まで手が届かなければ、つま先の方向に手を伸ばすだけでも構いません。左右交互に5回ずつ、合計10回繰り返します。(1呼吸×5回)

●どんな効果が?
股関節の前側とお腹に刺激が入り、股関節の動きがスムーズになります。太ももの裏側やふくらはぎなど、体の背面がしっかり伸びるので下半身全体の柔軟性がアップします

●スウィングのココが改善!
股関節を折る動きを身につけるとアドレスの姿勢がよくなり、適切な体重移動が行えるようになります。その姿勢で上半身を左右にねじるので、右回転と左回転が両方ともスムーズに行えます

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2024年12月3日号より