【ゴルルとルール】ボールを探していたら……あ! 足でボールを蹴っちゃった。これってやっぱりペナルティー?
ルールはバッチリ覚えているつもりでも、いざコースへ出ると、「あれ? こんなときどうすればいいんだっけ……」という場面に遭遇することもしばしば。今回も、ゴルルと一緒に楽しくルールを学んでいこう!
監修/小山混
PHOTO/Hiroyuki Okazawa THANKS/武蔵野GC
ゴルル会員番号48
渥美友里恵
ゴルル会員番号52
須貝香菜美
須貝のセカンドショットは左の林の方向へ。
「きゃあー、引っかけた~」
「このへんだったと思うけど…」
コツン
「あ」
須貝の足に硬い感触が…
「わっ、私のボール蹴っちゃった!」(須貝)
「えーと、この場合どうすればいいんだっけ…」(渥美)
「故意にボールを動かすのはダメだけど、今のはわざとじゃないから罰はないよね」と主張する須貝に対し、渥美は「わざとじゃなくても、ボールを動かしたことに変わりはないから、ペナルティーを受けるはずよ」と指摘。果たして正しいのは?
ボールの捜索中に自分の球をうっかり蹴ってしまった。どうなる?
A. 1罰打
B. 罰なし
正解は……
B「罰なし」
止まっている自分の球を拾い上げたり、故意に触れたり、動かす原因となった場合、プレーヤーは1罰打を受ける。しかし例外として、プレーヤーが球を見つけようとしている、あるいは確認しようとしている間に偶然にその球を動かす原因となった場合、罰はない。動かされた球は元の箇所(分からない場合は推定する)にリプレースする必要がある(規則9.4)。今回のケースも、球を捜索している際の偶然の出来事のため、罰なしで元の箇所にリプレースすればOK。
週刊ゴルフダイジェスト2023年2月21日号より
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