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第41回 ゴルフダイジェストアワード受賞者

日本のゴルフ界の発展に貢献したプロやギア、作品、人物等を選出して表彰するゴルフダイジェストアワード。記念すべき第41回の各賞受賞者は以下の通り。

レッスン・オブ・ザ・イヤー

優れたレッスンに対して贈られる賞

坂詰和久

馬場咲希を中1から指導してプロに育てた
1970年生まれ、新潟県出身。20歳からゴルフを始め研修生に。片山晋呉の専属キャディとして2001年全米プロ4位に貢献。07年から佐伯三貴の専属コーチを務めた。その後、ジュニア育成にも力を入れ、馬場咲希を中1から指導。TPIメソッドを基本にして、そのほかにも渡邉彩香や高橋彩華など女子プロも指導している。週刊ゴルフダイジェストにて「ひょっこりわきゅう。」連載中。

読者大賞

社会的、文化的にゴルフの認知度を高め、ゴルファーに多くの感銘を与えた人物に贈られる賞

松山英樹

2月のジェネシス招待でPGAツアー9勝目を挙げ、アジア出身者として過去最多勝記録を樹立したほか、8月のフェデックスセントジュード選手権も制して、アジア勢として初めてプレーオフシリーズで勝利した。パリ五輪にも出場し銅メダル獲得。ゴルフ競技で日本人男子として初めてメダリストとなった。

クラブ・オブ・ザ・イヤー

多くのゴルファーに愛され、ゴルフの楽しみを提供した話題のクラブに贈られる賞。今回から有識者による投票、量販店の売り上げ、日米男女ツアーでの優勝回数を考慮し、ドライバー部門、アイアン部門、特別賞の3部門から選出し「クラブ・オブ・ザ・イヤー大賞」が贈られる

ドライバー・オブ・ザ・イヤー

タイトリスト「GTシリーズ」

6月のメモリアルトーナメントからPGAツアーで投入されると、初週から13選手が使用するなど話題を集めた。ミスに強い「GT2」、操作性抜群の「GT3」、スピンを抑えた「GT4」の3モデルがラインナップされ、いずれも「タイトリストの伝統の形はそのままに、飛距離性能が格段に上がっている」と多くの有識者が高評価。8月末に一般販売が開始されると、短い期間ながら各量販店での売り上げも好調。アルペン・ゴルフ5では9月、10月のドライバー売り上げナンバー1になっている。

タイトリスト「GT2」

大慣性モーメント設計によって卓越したボールスピードと安定した弾道パフォーマンスを幅広い打点エリアで最適化。フェースの広範囲で、安定した飛距離が得られる高い許容性を持つ

タイトリスト「GT3」

SureFit CGトラックによって、プレーヤーごとの打点、弾道傾向に合わせた精密調整が可能。打球データと弾道をコントロールしながら、理想のロングドライブを実現する

タイトリスト「GT4」

バックスピンを抑えるためにSureFitCGウェイトをソールの前方と後方に設置。スピンを最適レベルに下げることで、高い安定性を発揮しながら、より速く、風に負けない強弾道を実現

アイアン・オブ・ザ・イヤー

ブリヂストン「Bシリーズ 241CB & 242CB+」

「241CB」は軟鉄鍛造キャビティアイアンで、狙った飛距離をイメージ通りの弾道・フィーリングで打つことを追求したプロモデル。「242CB+」はセミラージサイズの軟鉄鍛造キャビティアイアンで、安心感とやさしさ、飛びをプラス。発売前からプロが続々とスイッチ。「最近、女子ツアーで流行っている、コンボアイアンとして組み合わせやすい」ことも有識者から高い評価を受けた。アルペン・ゴルフ5では「242CB+」が9月の売り上げトップ、「241CB」が3位に入った。

ブリヂストン「Bシリーズ 241CB」

度重なるプロのテストによるフィードバックで「打感」「顔」「抜け」をさらにブラッシュアップ。狙った飛距離をイメージ通りの弾道、フィーリングで打つことを追求

ブリヂストン「Bシリーズ 242CB+」

「241CB」のコンセプトをベースに、セミラージサイズのシンプルな形状ながら、安心感とやさしさ、飛びをプラス。「241CB」とコンボでの使用も想定されている

特別賞

藤倉コンポジット「VENTUSシリーズ」

24年シーズンのPGAツアーでは全試合モデル別使用率1位を獲得し、18勝。国内男子ツアーでも使用率1位に輝いた。量販店での売り上げランキングでは、4月に発売された「24 VENTUSブルー」のほかに、「VENTUS TR」シリーズなど、既存の多くのモデルが上位にランクイン。11月には新しい「24 VENTUSレッド」と「24 VENTUSブラック」も発売され、プロ・アマを問わず多くのゴルファーの支持を集めている。

ジュニア大賞

将来のゴルフ界を担う若い人材を称え、さらに大きな飛躍を期待し贈られる賞。

福井工大附属福井高1年

松山茉生さん

2008年7月20日生まれ、愛知県出身。今年の日本アマを最年少(当時15歳)で優勝。国内男子ツアー・バンテリン東海クラシックにも出場し、17位タイでローアマ獲得。同大会第3ラウンド後に開催されたドラコン大会では、幡地隆寛など飛ばし自慢のプロたちを抑えて、2位の河本力に10ヤード以上差をつけて圧勝した。

大阪桐蔭高1年

岩永杏奈さん

2009年1月20日生まれ、兵庫県出身。23年日本ジュニアを制して初めての日本タイトルを獲得。今年の日本女子オープンでは16位タイに入りローアマを獲得した。今年はそのほかにも予選会3試合に出場してすべて本選出場。そのうち2度決勝に残るなど、プロのトーナメントでも安定して結果を残した。

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