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週刊GD5/24号「フライングウェッジ」特別動画その2

スウィングの支点は「左肩」

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  • ツアーで引っ張りだこのパット専門コーチ・橋本真和氏と松山英樹のコーチ・目澤秀憲が身近なグッズを使ってできるパットの練習法を教えてくれた。まずは、自分のパットの状態をチェックするための動画での撮影方法から。 TEXT/Tadashi Anezaki THANKS/千葉CC川間C 橋本真和(右)TPIレベル1、アスリートボディケア・セルフトレーナーなどの資格を持ち、最新機器を用いて最先端のレッスンをプロやアマチュアに行うパッティングコーチ目澤秀憲(左)13歳からゴルフを始め、日大ゴルフ部を経てプロコーチに。TPIレベル3を取得。2021年1月より松山英樹のコーチに就任 ●CONTENTS●>>#1 スマホでストロークのクセをチェック>>#2 方向性が劇的にアップする「ゲート練」>>#3 ピッタリ距離感が身につく「ガムテープ練」>>#4 方向性と距離感を磨く3つのアイデア練 全身だけでなくヘッドのアップも撮る 現代ゴルファーの最強上達ツール、それは「スマホ」だ。「スマホの動画撮影機能を使って、正面と後方から全身を、さらにパターヘッドのアップを撮りながらだと、自宅でパターマットを使った練習だけできちんと上達できます」と目澤秀憲コーチ。この3アングルの映像で、アライメントと体の動きが網羅でき、さらにヘッド軌道は、高さも含めた「3D」で把握できる。橋本真和コーチは、「ヘッドの高さが大事で、パッティングの振り子を『ピザのひと切れ』でイメージすると、トップとフィニッシュでヘッドが高くなりますが、ヘッドを低く、真っすぐ引く人は、『ピザ』の形が崩れて、最高点、最下点ともずれてしまう。そうすると、しっかり加速してヒットできないんです」と指摘。まず自分の姿を知ることが、上達への第1歩なのだ。 低く長く引こうとすると支点がズレて振り子にならない グリップエンドが、「みぞおち」までつながっている状態をイメージして、パターの軌跡が「ピザのひと切れ」のような形になるのが理想。支点がずれると「ピザ」の扇が崩れる 動画でチェックすべきは「打ち出し」と「振り幅」(タッチ) 【Check Point 1】狙った方向に打ち出せているか 主に後方からの映像で、アドレスでのフェースの向きや、打ち出し直後のボールの転がりをチェック。狙った方向に真っすぐ出ればOK 【Check Point 2】振り幅が左右対称になっているか 正面からの映像では全体のストロークをチェック。振り幅は左右対称になっているのがベスト。転がしたい距離に応じたトップの大きさが必要 動画の撮り方は「正面」「後方」「アップ」の3つ 【正面】振り幅や体重配分をチェック 正面からは、体重配分やボール位置など基本的なセットアップ情報がわかる。また、振り幅が左右対称かは必ずチェックしたい 【チェック項目】◎振り幅 ◎ボール位置 ◎頭や両肩の高さ ◎左右の体重配分 など 【後方】アライメントをチェック 後方からは、肩のラインがスクエアかどうかなど、アライメントをチェックしたい。上体の前傾角度や、ボールとの距離も確認 【チェック項目】◎肩のアライメント ◎ボールとの距離 ◎前傾角度 ◎ヘッド軌道 ◎シャフトと腕の関係 など 【ヘッドのアップ】出球の方向やヘッド軌道をチェック ヘッドを振り子運動させると、トップではヘッドが地面から浮くので、必ずその部分をチェック。後方から撮って出球の方向も確認したい 【チェック項目】◎ヘッド軌道 ◎出球の方向 ◎ヘッドの高さ ◎打点 など 橋本&目澤コーチ考案の効果抜群ドリルをチェック! >>方向性が劇的にアップする「ゲート練」>>ピッタリ距離感が身につく「ガムテープ練」>>方向性と距離感を磨く3つのアイデア練 週刊ゴルフダイジェスト2022年4月26日号より
  • ゴルフのスウィングは腕を大きく振るが、そのために重要なのが「肩甲骨」の動き。そして肩甲骨をスムーズに動かすには、「なで肩」が理想だという。ではそもそも「なで肩」とはどういう状態なのか。「いかり肩」の人はどうすればいいのか。詳しく話を聞いてみた。 TEXT/Kenji Oba PHOTO/Hiroaki Arihara、Hiroyuki Okazawa THANKS/ヤマハレディースオープン葛城、ダイキンオーキッドレディス 解説/白木仁 筑波大学体育系教授。大学院で解剖学を学びながら柔道整復師の資格を取得。平成3年より筑波大学体育科学系にてスポーツ医学講師として教育と研究に従事。JGAナショナルチームのトレーナーも務める 肩甲骨が下がるとパフォーマンスが上がる 「尾崎将司や中嶋常幸など、一流選手には“なで肩”が多いです」とは、JGAナショナルチームのフィジカルトレーナーである筑波大学の白木仁教授だ。なで肩はスウィングにどう影響するのか?「胸郭に対する相対的な肩甲骨の位置によって、なで肩といかり肩に分類できます。相対的に低いのがなで肩、高いものがいかり肩です。腕の動きを司るのが肩甲骨の主な役割ですので、なで肩のほうが腕の動きは格段によくなるといえます」腕の動きを司る肩甲骨は6方向(挙上、下制、内転、外転、上方回旋、下方回旋)に、胸郭の後面をスライドして動くようデザインされている。この肩甲骨の位置で腕の動きやすさが変わるというのだが、具体的にゴルフのスウィングで考えてみよう。基本的にいかり肩は、肩や肩甲骨の可動域が狭くなりやすいという。「たとえばトップが浅く、アップライトなスウィング軌道になりやすい人は、いかり肩が多いです。バックスウィングで左腕がアゴにぶつかり、スムーズな動きがしにくい側面もあります。これに対し、なで肩はバックスウィングがスムーズでスウィング軌道もフラットになりやすく、ドローボールが打ちやすい傾向があります」あくまで一般的な傾向で、持ち球や上達の度合いが肩甲骨の位置だけで決まるわけではない。ただゴルフに限らず、腕の動きはあらゆるスポーツで重要であることは間違いない。ちなみにメジャーリーグで活躍する大谷翔平選手もなで肩だという。では、いかり肩の人はどうすればいいのか?「肩が上がることで肩周りの筋肉が緊張し、腕の動きが制限されるわけですから肩甲骨を下げることが必要でしょう。マラソンでも腕はできるだけ低い位置で振るように指導します。肩甲骨の位置は腕の動きやすさだけでなく、呼吸のしやすさにまで影響してくるものなのです。また、ストレッチやマッサージで肩甲骨周りを柔らかくし、動きをスムーズにさせることも可能です」白木教授によると、どんなスポーツでも肩が上がってしまうのはよくないという。つまり肩甲骨が下がった状態でないと高いパフォーマンスは発揮できないのだ。これはゴルフでも同じだという。 Q. なで肩といかり肩の違いは?A. 胸郭に対して肩甲骨が下にあると「なで肩」なで肩、いかり肩は肩甲骨の相対的な位置によって決まる。同じ身長でもなで肩といかり肩では、肩の位置が異なるため、姿勢ではなく、体型の違いと考えられる。なで肩のほうが肩甲骨の可動域が広い傾向にあるというQ. 肩甲骨の役割とは?A. 鎖骨と連携し腕の動きを司る重要な部位腕の動きを司るのが肩甲骨の重要な役割だ。鎖骨と連動し、頸部の筋、上肢とも連結して腕の動きをコントロールする。肩甲骨の動きが制限されると、腕が思うように動かないばかりか、肩こりや肩痛、頭痛などの原因になるQ. 肩甲骨の位置で何が変わるの?A. 腕の動きのスムーズさが変わります肩甲骨を上げたり下げたりして腕を動かすと、そのスムーズさの違いがわかるはずだ。肩甲骨が下にあるほど、腕は動きやすくなる。息を吸い込むと肩甲骨も上がるため、呼吸のしやすさにも影響がある では肩甲骨を下げるにはどうすれば? 週刊ゴルフダイジェスト2022年4月26日号より こちらもチェック!
  • 昨年末のPNCチャンピオンシップに出場したタイガー・ウッズ。2021年2月の自動車事故から驚異的な回復を見せたが、ケガの影響はどの程度あるのか。最新スウィングを横田英治プロが分析! PHOTO/Yasuhiro JJ Tanabe 解説/横田英治 ツアー経験に基づく理論的アドバイスに定評があるプロコーチ。女子プロの岸部桃子を指導中 怪我が右足だったのが不幸中の幸い 怪我が右足だったことが不幸中の幸いだったと思います。怪我が左足だったら、ここまでのスウィングは不可能でした。ゴルフはティーショット以外、8割以上が地面のボールを打つ球技。地面から正確にボールをとらえるには左足の踏ん張り、踏み込みは不可欠ですから。この写真はティーショットですが、軸を左に寄せ右足の負担を軽くして振っているのがわかります。タイガーは数年前、スタック&チルト(左1軸打法)を取り入れた時期がありました。そういった経験も生きていると思いますし、それを上手に生かせるのもタイガーならでは。スウィング全体の印象は、事故前と比べたら重心が高いですが、これは仕方ないところ。切り返しの沈み込みは小さく、とても静かな動き。おそらく50%ぐらいの力感で振っていると思いますが、その効果でクラブ軌道やフェース向きは今のほうがむしろ教科書的です。 この記事は有料会員限定です続きを読むには有料登録が必要です パワーや捻転力を下げても、ヘッドとシャフトに仕事をさせれば十分に飛ばせることを誰よりも知っているのがタイガー。実際、300ヤード前後は飛んでいました。これからメジャーを中心に出場すると思いますが、経験を最も生かせるのがマスターズ。足の負担を考えてショートウッドやユーティリティでパー5を攻略する姿が見られるかもしれません。逆に強風や硬い地面などコンディションがタフな全英オープンは厳しいかも……。いずれにせよこれからが楽しみです。 タイガー・ウッズの1Wスウィング 足の負担を考慮して前傾は浅め 右足の踏み込みは少なめ、そのぶん重心は高くなる。捻転よりも回転重視のテークバック 静かな切り返し。クラブの軌道は理想的 切り返しの沈み込みは小さく50%程度の力感で振っているのがわかる。そのぶんクラブの動きにねじれはなく、教科書的な動き 週刊ゴルフダイジェスト2022年1月25日号より こちらもチェック!