【らくトレ】Vol.124 体のゆがみを整え再現性の高いスウィングに!「肩&腰スライド」エクササイズ
渋野日向子の専属トレーナー・斎藤大介氏がゴルファーにおすすめのトレーニング&ストレッチメニューを紹介する「らくトレ・ゆるスト」。今回は、ドライバーを使って体のゆがみを整えるメニューを教えてもらった。
TEXT/Tomohide Yasui MODEL/Rinako Kurokawa(GOLULU)
メニューNo.124
「肩&腰スライド」でゆがみを整える
今回はドライバーを使って行うエクササイズを2種類紹介します。エクササイズだけでなく、左右のバランスチェックも兼ねています。人によって体の左右差が出やすいので、それがスウィングに悪影響を及ぼしているケースがあります。肩甲骨周りと骨盤周りのゆがみを整えることでバランスのいいスウィングを身につけることができます。
エクササイズ1はドライバーを肩に担いで下半身を固定し、肩を左右にスライドさせます。みぞおちから上だけで動くイメージです。それほど大きく動かす必要はありませんから、固定すべき場所をしっかり固定し、動かすべき場所をゆっくり動かすよう心がけてください。エクササイズ2は上半身を固定し、腰を左右にスライドさせます。こちらも固定すべき場所を固定することを優先します。いずれも左右5往復で1日1セットが目安ですが、左右差がある場合は体が硬い方向に動かす回数を増やしてください。
Exercise 1
クラブを担いだまま肩を左右へスライド
Exercise 2
クラブを担いだまま腰を左右へスライド
●ここに効く!
今回のメニューはエクササイズと左右のバランスチェックを兼ねています。左右差がある場合はバランスが整うよう回数を調整します
●どんな効果が?
左右のバランスが整うことで傾斜地への対応力がアップします。そうするとどんなライからでも再現性の高いスウィングができます
解説/斎藤大介
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から渋野日向子の専属トレーナーとして活動中。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中
週刊ゴルフダイジェスト2022年8月23・30日合併号より