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【ゴルヨガ】Vol.56 前傾キープが苦手な人にオススメ! 正座からの“側屈”ポーズ

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、前傾キープに効果的な側屈の動きを強化するポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Yurie Atsumi(ゴルル)

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メニューNo.56

前傾キープに効果的!
正座で側屈


わき腹の筋肉が硬いとアドレスで作った前傾姿勢をトップまでキープできず、上体が起き上がったり、左ひじが曲がったりして上半身と下半身の捻転差がなくなってしまいます。捻転差のあるトップを作るには側屈(サイドベンド)がとても重要です。

わき腹を縮めたり伸ばしたりする動きが捻転差に直結するからです。ポーズ1はわき腹の上下方向、ポーズ2はわき腹の斜め方向に刺激が入り、側屈の動きを鍛えることができます。


Pose 1
正座して上体を左右に倒す

正座で座り、頭の後ろで両手を組んだ姿勢でスタート。右ひじを下げ、体を右に側屈します。背中が丸まるとわき腹に刺激が入らないので倒す角度は浅くてもOK。1呼吸(2~3秒)で右に倒し、1呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。右を5回行ったら、左も同様に5回行います。(3呼吸×左右5回)

Pose 2
正座して上体を斜め後ろに倒す

ポーズ1と同じ姿勢でスタート。今度は体を真横に側屈するのではなく、斜め後ろに倒すイメージです。左ひじを斜め後ろに下げ、右ひじを斜め前に上げます。1呼吸で左斜め後ろに倒し、1呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。左斜め後ろを5回行ったら、右斜め後ろも同様に5回行います。(3呼吸×左右5回)

●どんな効果が?
両わき腹に刺激を入れる効果的な側屈ポーズになります。わき腹の前側(腹側)と後ろ側(背中側)にも刺激が入り、上半身をバランスよくねじれるようになります

●スウィングのココが改善!
側屈の動きができるようになるとアドレスで作った前傾姿勢をトップまでキープできるようになります。前傾姿勢の維持がスムーズな軸回転につながり、スウィングの再現性が格段にアップします

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2025年6月24日号より