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【ゴルヨガ】Vol.50 四つん這いからの片手&片脚伸ばしで捻転力アップ!

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、四つん這いから片手&片脚を伸ばすことで、捻転差を作るコツが身につくポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mai Inaji(ゴルル)

>>前回のメニューはこちら


メニューNo.50

四つん這いから
片手&片脚を伸ばす


スウィングは上半身と下半身の捻転差を作り、筋肉のねじり戻しの力を利用してクラブヘッドを加速させますが、その感覚が身についていないアマチュアは多いです。今回は捻転差を作るコツが身につくメニューを紹介します。

ポーズ1と2は左右対称の動きになります。さらにひざを伸ばしたバージョンとひざを曲げたバージョンがあります。それぞれ5回ずつ行うと、体の左右で引っ張り合う感覚がつかめるようになります。


Pose 1
四つん這いから右手&左脚を伸ばす

四つん這いの姿勢でスタート。そこから右手を前に伸ばし、左脚を後ろに伸ばし、マットと平行の高さにキープします。キープする際は目線を斜め前に向け、胸を張る意識を持つと効果的です。1呼吸(2~3秒)で伸ばし、1呼吸キープし、1呼吸で元の姿勢に戻ります。それを5回行います。(3呼吸×5回)

Pose 2
四つん這いから左手&右脚を伸ばす

ポーズ1と同じ姿勢でスタート。今度は左手を前に伸ばし、右脚を後ろに伸ばし、床と平行の高さにキープします。左右対称の動きになります。こちらもキープする際は目線を斜め前に向けます。大切なのは手脚を伸ばした姿勢でバランスをキープすること。グラグラしないように集中します。(3呼吸×5回)

●どんな効果が?
下半身はお尻と太ももの裏側、上半身は背中の肩甲骨の下側まで広範囲に刺激が入ります。ひざ曲げバージョンを行うとお尻により強い刺激が入り、下半身強化に効果的です

●スウィングのココが改善!
上半身と下半身を対角線上に伸ばして刺激を入れることで、体を左右に引っ張り合う感覚が身につき、バランスがよくなります。スウィング中の回転軸が安定し、インパクトの再現性がアップします

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2025年5月6日号より