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【ゴルヨガ】Vol.46 スウィングのバランス力アップ! クラブを使ってT字ポーズ

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、クラブを使ってスウィングのバランス力を強化するポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Kanako Mizutani(ゴルル)

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メニューNo.46

クラブを支えにして
T字ポーズ


今回はクラブを支えにして「T字ポーズ」でバランスを取るポーズを紹介します。このメニューは股関節に乗った状態で上体を前傾させたり、前傾姿勢をキープしたり、上体を起こしたりする動きを繰り返しますから、バランスのよいスウィングを身につける要素がすべて詰まっています。

ポーズ1と2は左右対称の動きです。どちらのポーズでもバランスが取れるようになると、スウィングのバランスが格段によくなります。


Pose 1
クラブを支えにして右脚で立ち、左脚を後ろに伸ばす

クラブを支えにして左ひざを上げた姿勢でスタート。上体を前傾させて左腕を前に伸ばすと同時に、左脚を後ろに伸ばします。横から見たときアルファベットのTの形になるのが理想です。1呼吸(2~3秒)で前傾し、1呼吸キープし、1呼吸で元に戻ります。それを10回繰り返します。(3呼吸×10回)

Pose 2
クラブを支えにして左脚で立ち、右脚を後ろに伸ばす

クラブを支えにして右ひざを上げた姿勢でスタート。上体を前傾させて右腕を前に伸ばすと同時に、右脚を後ろに伸ばします。ポーズ1と左右対称の動きになります。T字ポーズは、朝のウォーミングアップにもおすすめです。片脚でのバランス保持に意識を集中します。(3呼吸×10回)

●どんな効果が?
股関節を折り曲げてバランスを取るため、股関節に適度な刺激が与えられます。T字ポーズをしっかりキープするとお尻と太ももにも刺激が入り、下半身の筋力もアップします

●スウィングのココが改善!
股関節に乗った状態で、片足立ちでバランスを取りますから、バランス力が向上します。地面を踏んで体重を移動する動きも身につきますので、スウィングの再現性アップや飛距離アップも見込めます

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2025年4月8日号より