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【ゴルヨガ】Vol.28 伸び上がりを防ぐ!「プランク」からの「ダウンドッグ」で腹筋強化

トレーナーの斎藤大介氏がゴルフの上達に役立つヨガのポーズを紹介する「ゴルヨガ」。今回は、腹筋を中心とした体幹を強化して、前傾姿勢のキープに役立つポーズを教えてもらった。

TEXT/Tomohide Yasui PHOTO/Akira Kato MODEL/Mai Inaji(ゴルル)

前回のメニューはこちら


メニューNo.28

「プランク」からの
「ダウンドッグ」で腹筋強化


アマチュアのスウィングの悪癖がダウンスウィング時の伸び上がりです。伸び上がりは、動きのエラーによる代償動作で起こりますが、腹筋が弱くて体幹を丸めることができないケースも多いです。今回は、腹筋を強化するメニューを2種類紹介します。

ポーズ1はプランク(板のポーズ)です。ポーズ2はプランクからお尻を持ち上げていくダウンドッグです。どちらも10回ずつ繰り返すことで、腹筋に強い刺激が与えられます。


Pose 1
プランク

うつ伏せに寝て、ひじから先を床につけて上半身を持ち上げた姿勢でスタート。そこからお尻を上げ、頭の先からかかとまで一直線になるようなイメージで静止します。その姿勢で1呼吸キープし、元の姿勢に戻ります。2呼吸くらい休憩したらもう一度行います。それを10回繰り返します。(1呼吸キープ×10回)

Pose 2
ダウンドッグ

ポーズ1の2の姿勢でスタート。そこから股関節を折り曲げてお尻をさらに上げ、ダウンドッグのポーズ。そうすると腹筋に入る刺激の強度が上がります。ダウンドッグで1呼吸キープしたら、プランクのポーズに戻ります。2呼吸くらい休憩したらもう一度行います。それを10回繰り返します。(1呼吸キープ×10回)

●どんな効果が?
腹筋の強度が格段にアップします。また、横腹や背筋などの体幹全体を鍛えることができるので、ダウンスウィング時に体が伸び上がらない、力強い体幹が手に入ります

●スウィングのココが改善!
ゴルフはダウンスウィングからインパクトにかけて体幹を丸めますが、そのためには腹筋の力が必要です。腹筋を強化することで前傾姿勢が維持できるようになり、力強いインパクトが手に入ります

解説/斎藤大介

柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から22年まで渋野日向子の専属トレーナーとして活動。インスタ(golf_fit_japan)でも情報発信中

週刊ゴルフダイジェスト2024年11月19日号より