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【クイーンシリキットカップ】日本チームが20年ぶりV! 女子アマチュア団体戦

<クィーンシリキットカップ アジア選手権/ラグーナナショナルGRC(シンガポール)/5月24日〜27日>
PHOTO/JGA提供

シンガポールのラグーナ・ナショナル・ゴルフ・リゾート・クラブで行われた女子アマチュアの団体戦「クィーンシリキットカップ アジア選手権」。日本チームがトータル20アンダーまでスコアを伸ばし、2002年大会以来の優勝を飾った。

左から、橋本美月、上田澪空(みく)、手塚彩馨(あやか)

1979年から開催され、今年で42回目という長い歴史を持つ「クィーンシリキットカップ アジア太平洋女子招待ゴルフチーム選手権」は、アジア太平洋地区唯一で最大級の女子アマチュア公式団体戦。日本は第1回、2回と連覇し、その後も勝ち星を挙げていたが、02年に宮里藍(個人戦2位)、古屋京子(同5位)、上原彩子(同16位)の3人で6回目の優勝を飾って以来、優勝はなかった。07年以降の直近13年(20、21年は新型コロナ感染拡大のため中止)では、韓国が12回優勝と圧倒的な強さを見せていた。

そんななかで3年ぶりに開催された今年の大会、橋本美月(東北福祉大2年)、上田澪空(共立女子第二高2年)、手塚彩馨(佐久長聖高2年)の3人で臨んだ日本代表チームは最終日、2位ニュージーランドと1打差の首位でスタート。5つスコアを伸ばし(3選手のうち2選手のスコアを採用)、7打差をつけて圧勝した。

個人戦も制した橋本は「緊張したけれど、自分らしいプレーはできた」、上田も「憧れのユニフォームに恥ずかしくない結果で終われてすごく嬉しい」、手塚は「海外の選手とも交流でき、楽しかった」とそれぞれ喜びを語った。

<クィーンシリキットカップ アジア選手権最終成績>

優勝日本-20
2位ニュージーランド-13
3位韓国-10

週刊ゴルフダイジェスト2022年6月14日号より