【“せごどん”大研究】中学団体3連覇、女子アマV…西郷真央はジュニア時代から凄かった
今季すでに3勝と驚異的なスタートダッシュを切った西郷真央。一躍時の人となった20歳はどんなゴルフ人生を歩んできたのか。その足跡を辿ってみた。
PHOTO/Hiroyuki Okazawa、Tadashi Anezaki、Shinji Osawa、Hiroaki Arihara、小誌写真室
全国中学校ゴルフ選手権団体を3連覇
麗澤中学に入学した2014年の8月、当時2年の吉田優利、長野未祈らと全国中学校ゴルフ選手権で団体優勝。翌2015年も吉田優利、長野未祈、そして西郷の1学年下の六車日那乃と連覇。中学3年でも制覇し、3連覇を果たした(麗澤中学は2013年~2018年まで女子6連覇)。写真は2016年に全国中学校ゴルフ選手権を制覇した麗澤中学のメンバー(六車日那乃、佐藤杏莉、吉澤柚月)で左端が西郷。
吉田優利とプロ同期だが中学、高校では1年後輩
麗澤高校2年のときに1学年先輩の吉田優利が日本女子アマを制覇。翌19年には西郷が制覇し史上初の同一校大会連覇。「運動神経もよく、野球のような球技をしたときも、すごく上手だったのをよく覚えています」(麗澤中・高校ゴルフ部顧問佐坂浩二さん)。
現在の師匠はジャンボ尾崎
現役の女子大生! 稲見萌寧の後輩
高校3年でも受験可能となった19年プロテストに同級生の山下未夢有らと合格。大学は当時3年生に稲見萌寧がいた日本ウェルネススポーツ大に進学。昨年2位が続いたが、最終戦リコーカップ終了後に稲見から「大丈夫、勝てるから」と言ってもらったという。初優勝した2022ダイキンオーキッドでは先輩・稲見と同級生・山下が祝福(上写真)。
ゴルフを始めたときからミズノのクラブを愛用
父親がミズノプロを使っていたことから、「ゴルフを始めた頃からミズノのクラブを使い、ずっとミズノとともに戦ってきました」。小学6年から中学3年まではミズノゴルフアカデミーにも在籍するなど、ミズノと縁が深い。2020年2月にはミズノとブランドアンバサダー契約を締結。
最終日は黄色が多いが好きな色はピンク
着たいウェアを決めると、なぜか黄色になることが多いというが、実は好きな色はピンク。プロテストのときも最終日にピンクのウェアを着て見事合格(左写真)。今年のヤマハレディース最終日もレインウェアの下はピンク色のポロシャツを着て2週連続優勝を果たした。
愛犬「ちろる」の写真が試合中の癒し
ヤーデージブックカバーに愛犬のプードル「ちろる」の写真を貼り、苦しいときは眺めて癒されているという西郷。前億を転戦してなかなか家に帰ることができないが、心の中でいつも一緒に戦ってくれる大切なパートナーだ。
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- 2018年の1月にジャンボ尾崎ジュニアレッスン会に参加した直後、小誌連載「キミこそ王子だ!!」に登場していた西郷真央。当時からスウィングは完成されていたという。 PHOTO/Hiroyuki Okazawa、Tadashi Anezaki、Shinji Osawa、Hiroaki Arihara 麗澤高校1年時の西郷真央 ジャンボのもとで素質がさらに開花……
週刊ゴルフダイジェスト2022年5月10・17日合併号より