畑岡奈紗、6バーディでメダル圏内に浮上!「上を見てやるしかない」7位タイで最終日へ
<東京五輪ゴルフ女子 3日目/霞ヶ関CC東C/6648Y・パー71/8月4日~8月7日>
ムービングデーの3日目、4アンダー11位タイからスタートした畑岡奈紗が、スコアを4つ伸ばし、トータル8アンダーとして最終日に望みをつないだ。
笑顔、そしてガッツポーズ。畑岡らしさが戻ってきた。
ボギー発進となった3日目だが、5番、6番、8番、9番と4つのバーディを奪い、前半で2つ伸ばして折り返すと、後半も13番でバーディを奪い、7アンダーまでスコアを伸ばす。
17番ではセカンドを右手前3mにつけ、バーディパットをど真ん中から沈める。するとボランティアから大きな声援が。これには思わず笑みがこぼれる。
そして難関18番パー4は5mのパーパットを沈め、ガッツポーズ。8アンダーを死守し、7位タイで明日の最終日に望みをつないだ。
「この3日間、自分の思うようなゴルフができていないけど、そのなかでも今のところはトップ10をキープできている」と、本調子でないなかで上位争いができていることに手ごたえを感じている様子。
首位をひた走るネリー・コルダとの差は2打縮まったものの、まだ7打差ある。それでも決して金メダルを諦めているわけではない。
「上を見てやるしかない。(明日は何アンダー出すと)スコアを決めずに、1個でも多く(バーディを)取っていきたい」
取材&撮影●服部謙二郎(週刊ゴルフダイジェスト)