【東京五輪】「開会式のスケールの大きさに驚いた」稲見萌寧が五輪への意気込みを語る
東京五輪、女子ゴルフの開幕を8月4日に控え、会場となる霞ヶ関CCで練習ラウンドを行った稲見萌寧。開幕に向けて意気込みを語った。
23日に行われた東京五輪の開会式に出席していた稲見。「最後の聖火のところはすごくカッコよかった。自分が思っていたよりスケールが大きく、迫力がすごかった」と感想を述べた。
ただ、日本を背負って戦うということに関しては、それほど気負っている感じではない。
「あまり実感というか……どれだけ凄いかが自分では全然わかっていません。なので、とくに普段と変わった感情というのはないですが、(いつもと)違うウェアだから新鮮。明日の服はどういうふうになるのかな、という楽しみがあります」
とあっけらかんと話す様子が、かえって頼もしい。
コースに関しては「(高校時代に回ったときから)めちゃくちゃ変わっているなという印象。こんなホールあったっけというぐらい変わっていて、まったく新しいコースという感じ。グリーンが1グリーンになった部分が一番の違いですね」
もちろん金メダルを期待したいところだが、コメントはあくまで謙虚だ。
「初出場なので、成績とか順位とかは分からないんですけど、なるべく自分の調子を上げて、みなさんが湧き上がるようなショットだったり、バーディをたくさん取れたらいい。自分の全力を出し切ってがんばりたいです!」
取材&写真●服部謙二郎(週刊ゴルフダイジェスト)