「憧れはフリートウッド!」“BTSよりPGA”な若手女子プロ3人に聞いた「私の推しスウィング」
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PHOTO/Blue Sky Photos、Tadashi Anezaki、Shinji Osawa
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今流行りの韓国アイドルよりもPGAツアー選手を愛する山路晶、植竹希望、宮田成華の3人。リランキングで急上昇してきた注目の若手3選手に、参考にしているPGAツアー選手のスウィングを解説してもらった。
そもそもリランキング制度とは?
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19 年の賞金ランク51 ~55 位の選手に加え、QT ランキングで出場する選手の出場優先順位が獲得賞金に応じて見直される制度。20、21 年の統合シーズンとなる今回は、20-21 年シーズンの優勝者以外で獲得賞金に応じ、出場権が決まる「リシャッフル」が行われる
意識しだして飛距離が伸びた
シーズン開幕前のQTランキングでは下位だったものの、少ないチャンスをものにし、第1回リランキングで出場ランクがジャンプアップした山路晶、植竹希望、宮田成華の3選手。実は彼女たち、PGAツアー選手のスウィングを参考にしているという。たとえば山路晶が参考にしているのは、長髪がトレードマークのトミー・フリートウッドだという。
「フリートウッドのスウィングを見たときに、『カッコいい』、『こんなふうに打ちたい』と思ったんです。私もフリートウッドと同じように右ひじを体につけたまま、フェースの開閉をあまりせずに回転で打っていくタイプなので、これを目指すべきだと。まだまだ、彼のような手元が低い、長いインパクトゾーンのスウィングにはほど遠いですが、意識しはじめてから、飛距離が伸び、安定性も加わりました。だからこそ成績もついてきたのだと思います。え? BTS? 私は断然、PGAです(笑)」
憧れはトミー・フリートウッド
「手元の低さを見習っています」
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急上昇プレーヤー1 山路晶
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やまじあきら。19年にプロテスト合格。平均250ヤード超えの飛距離を武器に戦う
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「キュン」ポイント2. 右ひじが体から離れない
「キュン」ポイント3. 手元が低いままインパクト
右ひじを曲げたまま前傾をキープし回転するスウィング。フェースの開閉が少なく、インパクトゾーンが長い
「もっと低く長いインパクトを目指します」
「目標はもう一段階、低いインパクト。今ある体幹力と柔軟性に磨きをかけて、よりインパクトゾーンの長いスウィングを目指す」
憧れはジョン・ラーム
「コンパクトなトップを見習いたい」
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急上昇プレーヤー2 植竹希望
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うえたけのぞみ。17 年にプロテスト合格。20 年のステップ・アップ・ツアーで優勝
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「キュン」ポイント2. コンパクトなトップ
「キュン」ポイント3. 体が一切ブレない
手元が頭の位置よりも低いコンパクトなトップ。左手首を手のひら側に折ることで、フェースをシャットに使い、体の回転で飛ばす
「インパクトゾーンを長くしたい」
「コンパクトなトップから、肩よりも下から下りるようなゆるやかな軌道で、飛距離と方向性を両立させたい」
憧れはジャスティン・ローズ
「バランスの良さがピカイチなんです」
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急上昇プレーヤー3 宮田成華
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みやたなるは。19年にプロテスト合格。長身を生かしたスウィングが持ち味
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「キュン」ポイント2. 頭が右サイドに残っている
インパクトで頭が右に残り、ヘッドとの引っ張り合いを生むことで、ヘッドを加速させる。腕のローテーションを多く使う
「どんなときでも同じスウィングに」
「腕のローテーションを積極的に入れるので、スウィングバランスと、いつも同じリズムで振ることを課題にしています」
月刊ゴルフダイジェスト2021年9月号より