【サントリーレディス】青木瀬令奈が最強・稲見との4打差を逆転! 涙の4年ぶりV
<宮里藍 サントリーレディスオープン/六甲国際GC(兵庫)/6517Y・パー72/6月10日~13日>
PHOTO/Tadashi Anezaki
六甲国際GCで開催された「宮里藍 サントリーレディスオープン」最終日、首位の稲見萌寧と4打差の2位タイからスタートした青木瀬令奈が逆転。4年ぶりとなるツアー2勝目を飾った。
昨年、コロナ禍で開催することができなかった「宮里藍 サントリーレディス」。今年は無観客での開催となり、第30回を迎えた。
3日目終了時点で後続に4打差をつけていた稲見萌寧がこのまま優勝するかに思えたが、最終日は思わぬ大混戦へ。稲見は3日間ノーボギーのゴルフだったが、最終日は3ボギー、3バーディで72。そんななかスコアを伸ばし、首位に立ったのは2位タイからスタートした青木瀬令奈。着々とバーディを重ねて、迎えた最終ホール。同組で回る稲見に1打差をつけ、互いにバーディパットを残す。先に打った稲見のパットはカップをかすめたが惜しくも入らず。これを見た青木はきっちりカップの手前に寄せる。終始厳しい表情でプレーしていた青木だったが勝利を確信し笑顔を見せた。
4年ぶりのツアー2勝目を挙げた青木は「本当に長かった」と優勝スピーチで涙を拭った。
最終ホール、入ればプレーオフの可能性を残すバーディパットは惜しくも入らず。稲見は両ひざをついて天を仰いだ
<サントリーレディス 最終成績>
優勝 | 青木瀬令奈 | -17 |
2位T | 西郷真央 | -16 |
2位T | 稲見萌寧 | -16 |
2位T | 山下美夢有 | -16 |
5位 | 小祝さくら | -15 |
6位 | 吉本ひかる | -14 |
7位T | 高橋彩華 | -13 |
7位T | 古江彩佳 | -13 |
週刊ゴルフダイジェスト2021年6月29日号より
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