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全米オープン・全米女子オープンともに有観客での開催が決定

USGAが主催する全米オープンと全米女子オープンを2年ぶりに観客を入れて開催すると発表した。

今年の全米オープンは男女ともにカリフォルニア州で開催。女子は6月3日からサンフランシスコのオリンピックCを舞台に6日まで。男子は6月17~20日、サンディエゴのトーリーパインズGCが舞台となる。

USGAのジョン・ボーデンハマー氏は声明で「私たちは昨年、ファンの声援のない大会を経験しました。そして今年、観客を迎えるにあたり、カリフォルニア州の安全衛生当局の指導のもと、この世界的イベントの安全と健康確保に向け最大限の取り組みを行っていきます」と説明。

USGAが示した入場者が守るべきガイドラインは以下の通り。

ファン、スタッフ及びボランティアは、コロナワクチン接種の有無に関わらずいかなる場合もフェースカバーを装着し、ソーシャルディスタンスをキープすること。カリフォルニア在住者はワクチン接種を大会開催の少なくとも14日前に受けていること。またはPCR検査の陰性証明書を提示すること。また州外のすべての入場者は大会の14日以前にコロナワクチンを受けた接種済み証明書が必要になる。

入場可能な人数は発表されていないが、一定数のギャラリーの受け入れは決まっており、上記のガイドライン厳守が入場の条件だ。

全米女子オープンは76年の歴史で初めてオリンピックCで行われる。同クラブは男子の全米オープンのホストコースになること5回の名コース。

一方、全米オープンがトーリーパインズで開催されるのは08年以来2度目。1回目はひざのケガに苦しみながら、タイガー・ウッズがロッコ・メディエートと月曜日にプレーオフを戦いメジャー14勝目を挙げている。

あの伝説の死闘の舞台となったトーリーパインズで、今年も何かが起きる?(PHOTO/Kiyoshi Iwai)

週刊ゴルフダイジェスト2021年5月25日号より