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【藤田寛之の米シニア挑戦記】Vol.27「選手主催のBBQに初めて参加しました」

2025年から米シニア(PGAツアー チャンピオンズ)に挑戦している藤田寛之が、現地での生活や試合の様子をレポート!

PHOTO/BKコーポレーション

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PGAツアーチャンピオンズ21戦目は、サウスダコタで行われた「サンフォードインターナショナル」です。ここ数試合、アンダーで回れていましたが、結果は4オーバーの58位タイ。

初日1オーバー、2日目3オーバーという内容ですが、どちらも序盤でトリプルやダボを叩き、スタートでつまずいてしまいました。ボギーが先行するなかで、なかなかバーディ数が上回れず。最終日は5バーディを取りながらのイーブンパーです。大きなミスはないのにボギーが出てしまう。なんとも残念なゴルフでした。2日目はパー5のセカンドでOBもありましたね。林に入ったボールが木に当たってさらに奥のOBへ。普段の試合では、ほとんどOBを気にしたことがなかったのでホントに? って感じでした。


ポアナ交じりのグリーンでしたが、パットは悪くなかったです。グリーンはアンジュレーションが強く、硬かったので、外すとピンに寄せるのが難しかったです。アイアンの精度が上がらない限り、この状況は続きそうです。

今大会、初めてBBQ(バーベキュー)に参加しました。選手主催のBBQでキャディやスタッフなど、大勢が参加していました。誘ってくれたのは、練ランで回ったことがあるリカルド・ゴンザレス(アルゼンチン)。お互いニックネームで呼び合っていてボクが「ゴンズィー」、向こうが「ヒロ」です。BBQは練習場の横で行われましたが、日本では絶対にやらせてくれないでしょうね。ビジェイ・シン、ヒメネス、エルス、カブレラなど有名人ばかりですが、至ってカジュアルな会でした。すごく楽しかったです。いいリフレッシュができました。

10月にはプレーオフシリーズが始まります。第1戦の出場資格はポイントランク72位までですからプレーオフには残りたいですね(藤田プロのポイントランクは現在60位)。

今季4勝のM・A・ヒメネスはポイントランク1位

9/12-14
サンフォードインターナショナル
ミネハハCC(米国サウスダコタ州)

距離は6700Yほどですが、フェアウェイやグリーンが硬く、グリーンのアンジュレーションも強めで、難易度が高かったです。こういう戦略性の高いコースで30位以内に入りたいですね

藤田寛之

1969年生まれ、福岡県出身。葛城GC所属。レギュラーツアーで23年間シード選手として活躍。ツアー通算18勝を挙げ、2012年に賞金王を獲得。2023年日本シニアオープン制覇。今季はPGAツアーチャンピオンズにシード選手としてフル参戦中

週刊ゴルフダイジェスト2025年10月7日号より