Myゴルフダイジェスト

【幸服論】Vol.77 コースで際立つリッキーの「派手色ウェア」

幸服論
2024.12.22

スタイリストの森岡弘さんがゴルフの着こなしについて語る「幸服論」。今回は、リッキー・ファウラーの着こなしをチェック。「コースで映える派手色を楽しみながら着ている」と森岡氏。我々が着こなすコツについて、聞いてみた。

リッキー・ファウラー 2009年にプロ転向。祖父の名から取った「ユタカ」というミドルネームが有名。最終日はオレンジのウェアを着用する

●今月のテーマ●

「派手色」の着こなし方

今の時期こそ派手色が映える!

――今月は日本でも人気が高いリッキー・ファウラーの着こなしについてです。

森岡さんの印象は?

森岡 リッキーといえばオクラホマ州立大学のスクールカラーであるオレンジ色のウェアを着る印象が強いですが、他の派手色も上手に着こなしていますね。

――日本人男性の中には派手色は恥ずかしいし、似合わないと言う人も多いのです。

森岡 決めつけてしまうのは、もったいないですね。似合わないなと思っても白・グレー・黒などを1色、または2色足すことで似合うこともあります。

――冬は夏に比べて、落ち着いた色を選びがちなのですが……。

森岡 僕なんかはむしろ枯芝のゴルフ場では、綺麗な派手色を着てほしいと思いますね。ゴルフ場という広い空間の中では地味にまとめるより、派手色でプレーしたほうが楽しいじゃないですか。着ているうちに似合ってくるというのもありますから、ぜひ挑戦してほしいですね。


プレーが楽しくなる派手色冬コーデ

冬はウォーム感ある派手色で!

起毛生地のパンツは暖かさをキープ。鮮やかな黄色は暗くなりがちな冬コーデを華やかな印象に! ニット4万9500円、インナー1万9800円、パンツ3万800円、キャップ7920円、グローブ4620円、シューズ3万9600円/すべてパーリーゲイツ、ベルト2万900円/ジェイリンドバーグ

品のある派手色使いでセンスが際立つ

上半身には3色の派手色を配色し、下半身はライトトーンで軽やかにまとめた遊び心ありつつスポーティなコーデ ブルゾン10万1200円/シェルボ、ニット1万5400円/ビバハート、パンツ3万1900円/ヒールクリーク、キャップ7150円/ロサーセン、グローブ2970円、ベルト8250円/ともにタイトリスト、シューズ2万6400円/フットジョイ

<問い合わせ先>パーリーゲイツ(株)TSI 03-5771- 9070) ジェイリンドバーグ、シェルボ、ビバハート、ヒールクリーク、ロサーセン(グリップインターナショナル 03-6408-8686) タイトリスト、フットジョイ(アクシネット ジャパン インク 0120-935-325)

解説/森岡 弘(スタイリスト)

ファッション誌の編集からスタイリストに転身。芸能人やアスリートなどの多くの衣装を手がける

月刊ゴルフダイジェスト2025年2月号より