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【なんでもランキング】Vol.128 難関パインハーストでの全米オープン、過去3大会の日本選手の成績は?

ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング形式で紹介する本連載。今回は、パインハーストで開催された全米オープン、過去3大会の日本人成績をご紹介!

1999年全米オープン、好発進で決勝ラウンドに進んだ横尾要

今週開幕する全米オープンはパインハーストで10年ぶり4回目の開催となる。そこで過去3大会の日本人の成績を見ていこう。1999年大会に出場した横尾要は初日2アンダーで首位に1打差の5位タイと好発進。だが、2日目こそ4オーバーと耐えて決勝ラウンドに進んだものの、3日目8オーバー、4日目11オーバーと崩れ、トータル21オーバーの57位に終わった。余談だが、優勝した4カ月後に飛行機事故で亡くなったペイン・スチュワートと練習日にラウンドしたという横尾。この年の国内男子最終戦、日本シリーズでは追悼の意味も込め、ペインのトレードマークだったニッカーボッカースタイルで戦った。

2005年大会には5人の日本人が出場し、初日、谷口徹がイーブンパーの10位タイ、今田竜二は7オーバーの113位タイと出遅れた。2日目には深堀圭一郎が3つスコアを伸ばし、トータル1オーバーでタイガー・ウッズらと並ぶ10位タイと大健闘。加えて丸山茂樹と今田竜二が5オーバーの33位タイで予選通過。今田竜二は上位陣が大幅にスコアを崩した最終日に1オーバーと健闘し、トータル9オーバーで翌年の全米オープンの出場資格を獲得できる15位タイに入り、これまでの日本人選手の最高位を記録した。2014年大会は日本地区最終予選を通過して出場した谷口徹が05年予選落ちのリベンジを果たし、予選通過を果たしている。

<パインハースト開催の全米オープン 過去3大会の日本人成績>

週刊ゴルフダイジェスト2024年6月25日号より