住友生命Vitalityレディス東海クラシックの2日目終了後に開催された「朝日インテックpresentsドライビング女王コンテスト」。上位の選手たちのダイナミックなスウィングをプロコーチの大西翔太が解説!

PHOTO／Shinji Osawa

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  “ヒール”でも270Y!　新ドラコン女王・竹田麗央。飛ばしの秘訣は「フォローを速く」

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解説／大西翔太

おおにししょうた。青木瀬令奈のコーチ兼キャディ。今月から新連載「スウィングど真ん中」がスタート

2位　岩井千怜　268.6Y
「バランスがよく飛んで曲がらない」

「すごくバランスのいいスウィングですね。インパクトでも両腕の三角形が崩れていない。動きは静かなのに体はしっかり使っているため、まるでボールを運んでいるように見えます。キレイな回転運動でボールを飛ばす、お手本のようなスウィングです」

3位　荒川怜郁　265Y
「体幹の強さを生かした豪快なスウィング」

「体を縦に使いながら飛ばしています。インパクトの形を見ると、右肩が下がり、左肩が上がっています。左肩を左上に引き上げるように使い、縦のエネルギーを大きく使っています。これにより、ものすごい回転スピードを生み出していますね」

4位　馬場咲希　263.5Y
「上から振り下ろして飛距離を稼ぐ」

「手足の長さを存分に生かしたスウィングです。他の3選手と比べると足の動きが大きく、フットワークを使って飛ばしています。これだけフットワークを使っているにもかかわらず、前傾角度が崩れていないのはすごい。ポテンシャルの高さを感じます」

5位　櫻井心那　262.8Y
「大きな捻転差で飛距離を稼ぐ」

「トップで大きな捻転差を作っていて、そこが飛ばしにつながっています。それでいて、手の位置はコンパクトに収まっているので、方向性も高い。振り切る力が強いですが、振っている割に曲がらないスウィングです。トータルドライビングに優れた選手だと思います」

＜ドラコン出場者の使用クラブ&ボール＞

月刊ゴルフダイジェスト2023年12月号より