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【今月の“推し男子”】#1 長野泰雅「ゲームと彼女が大好きです!」9試合でシード獲得! 期待の20歳

ぞくぞく若手が台頭する男子ツアーで、今後必ず来るであろう注目の若手をピックアップ! 今回は、昨シーズンわずか9試合でシード権を獲得した弱冠20歳の長野泰雅に注目。

PHOTO/有原裕晶

長野泰雅

ながのたいが。両親の影響で小学校3年生からゴルフを始める。それまではサッカーや空手などいろいろなスポーツを経験。昨年、日本オープンで3位タイに入りシード権を確定させた

●2003年5月6日生まれ ●身長/170センチ ●体重/75キロ ●血液型/A型 ●出身地/福岡県 ●出身校/沖学園高校 ●趣味/ゲーム、ビリヤード、ダーツ ●福岡のおすすめメシ/もつ鍋、ラーメン ●ストレス解消法/絶叫マシンに乗ること ●今季の目標/優勝と賞金王!

得意を伸ばすがモットーです!

昨年、日本オープンで3位タイに入り今季のシード権を勝ち取った、20歳の長野泰雅プロ。

「シード権が獲れたから今年は腐るほどゴルフをすると思ったんですよ。もともと練習量が少ないので、昨年の11月ごろはぜんぜん練習してなくて。そしたらいきなりJTカップに出られることが決まって、そこからはもうバタバタで、ちょっと練習しなきゃなってなりました」と、なんとも大物発言。

コーチはつけず、練習もトレーニングも自己流だというから驚きだ。

こう聞くと、ゴルフに対して不真面目に思えるかもしれないが決してそうではない。

「アイアンは球筋よりも音を大事にしてます。つぶれた音が好きで、ここは譲れません」と、クラブに対してのこだわりを話したかと思えば「スコアメイクのための、マネジメントを強化中です」とも。マネジメントを強化しているのには理由がある。実は彼、バンカーが苦手で、そこを避けるためのアイアン技術も磨いているという。

「僕は苦手なものを克服するのではなく、得意を伸ばすほうがいいと思ってるんです。ショット練習をたくさんして精度が上がれば、バンカーにも入りませんから。今年は、得意を伸ばして初優勝が目標です!」

福岡出身もあり“チーム孔明”の一員
高校時代から小田孔明率いる“チーム孔明”の一員で、今年も冬の合宿に参加したとのこと。「ツアーに参戦し始めたとき、孔明さんがいたおかげでかなり心強かったです」

こんな一面も!

周囲に公言するほど彼女好き

彼女からもらったという、おそろいのペアグッズをキャディバッグにつけるほど仲良しのようで「試合の次の日に彼女が会場の近くに来るんで、ちゃんと予選通過をしないとダメなんです!」

移動中はもちろん、試合直前にもゲーム

試合の30分前まで、ロッカールームでゲームをするのが日課。「昔は携帯ゲームをやってたんですけど、最近はスイッチで大乱闘スマッシュブラザーズばっかりやっています」

どんな場面でも物怖じしない

昔から緊張はあまりしないタイプだが、唯一緊張する試合がKBCオーガスタ。「この試合だけ、音楽が流れているからそれで緊張感が増すんですよね。まぁ、緊張するのは1番ティーだけなんですけどね(笑)」

小柄ながら300Y超え!
長野泰雅の1Wスウィング

月刊ゴルフダイジェスト2023年7月号より