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【ゴルルとルール】アプローチを打とうとしたらライン上にボールマークが。直したらプレーの線の改善になる?
ゴルルとルール
ルールはバッチリ覚えているつもりでも、いざコースへ出ると、「あれ? こんなときどうすればいいんだっけ……」という場面に遭遇することもしばしば。今回も、ゴルルと一緒に楽しくルールを学んでいこう!
監修／小山混
PHOTO／Yasuo Masuda THANKS／武蔵野GC
ゴルル会員番号48
渥美友里恵
ゴルル会員番号40
萩原菜乃花
萩原のセカンドはグリーンをわずかに外れたものの、寄せワンが狙える位置に。果たして上手く寄せられるか――。
「ラインはほぼ真っすぐね……あれ?」
何かが気になった様子の萩原。
「あんなところにボールマークが」
ちょうどライン上のグリーン面に、直していないボールの落下跡があった。
「気づいてよかった～」
打つ前にグリーンフォークでボールマークを修復する萩原。すると……
「プレーの線の改善よ」（渥美）
「うそーー」（萩原）
「ライン上にあるボールマークを直したら『プレーの線の改善』で2ペナよ」と指摘する渥美に対し、萩原は「ボールマークやスパイク跡はいつでも直してよかったはず」と主張。果たして正しいのは?
ライン上にあるグリーン面のボールマークを直したらどうなる?
A. 2罰打
B. 罰なし
正解は……
B「罰なし」
球がパッティンググリーン上にあるかどうかにかかわらず、プレーヤーはできるだけ元の状態にパッティンググリーンを復元するために、罰なしにパッティンググリーン上の損傷を修理することができる。その結果、ストロークに影響を及ぼす状態を改善したとしても罰はない。「パッティンググリーン上の損傷」は、人や外的影響によって生じるあらゆる損傷を意味し、ボールマークや靴による損傷（スパイクマーク）、古いホールの埋め跡なども含まれる。ただしエアレーションの穴や風雨など自然の力によってできた損傷は直すことができない（規則13.1c）
週刊ゴルフダイジェスト2022年4月12日号より
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