クラブを1本入れ忘れた! ハーフ休憩時に追加したいけど、大丈夫?
監修/小山混
PHOTO/Hiroyuki Okazawa THANKS/武蔵野GC
ルールはバッチリ覚えているつもりでも、いざコースへ出ると、「あれ? こんなときどうすればいいんだっけ……」という場面に遭遇することもしばしば。今回も、ゴルルと一緒に楽しくルールを学んでいこう!
ゴルル会員番号21
中里さや香
ゴルル会員番号14
渥美友里恵
お昼休憩を経て、後半のスタートへ向かう2人。
「美味しかった~」(中里)
「後半も頑張りましょう!」(渥美)
「あ、忘れ物しちゃったから先に行ってて」(中里)
「了解です!」(渥美)
バンカー用に60度のウェッジ持ってきたのをすっかり忘れていた中里。バッグにウェッジを追加。
「これで後半はバッチリ!」(中里)
「途中でクラブを追加するのはマズイんじゃないですか?」(渥美)
「え? 14本以内だから問題ないはずだけど」(中里)
「ラウンド中にクラブを追加するのはNG」と指摘する渥美に対し、中里は「合計14本以内であれば、クラブを追加しても問題ない」と主張。果たして正しいのは?
ハーフ休憩中にクラブを1本追加することは認められる?
A. 合計14本以内なら認められる
B. 認められない
正解は……
A「合計14本以内なら認められる」
プレーヤーが14本より少ないクラブを持ってスタートした場合、そのプレー
ヤーは14本のクラブの制限までラウンド中にクラブを追加することができ
る。ただし、不当にプレーを遅らせたり、そのコースでプレー中の他の誰かからクラブを借りるなどして追加することは認められていない(規則4.1b)。今回のケースはハーフの休憩時のため、プレーの遅延に該当せず、かつ14本以内のため問題ない。
週刊ゴルフダイジェスト2021年4月20日号より