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【ゴルルとルール】ボールが木の根っこ! 左打ちにして「バックフェース」で打つのは問題ない?

ルールはバッチリ覚えているつもりでも、いざコースへ出ると、「あれ? こんなときどうすればいいんだっけ……」という場面に遭遇することもしばしば。今回も、ゴルルと一緒に楽しくルールを学んでいこう!

監修/JLPGA競技委員・阿蘇紀子、中﨑典子
PHOTO/Tadashi Anezaki THANKS/武蔵野GC

ゴルル会員番号48

渥美友里恵

ゴルル会員番号64

稲治 舞

稲治のティーショットは左のラフへ。セカンド地点へ行ってみると――

「あった!」(渥美)

「こ、これは……」(稲治)

「木が邪魔で打てない~~」

すると稲治は……

「そうだ、左で打てばいいんだ!」

「待って! ちゃんとフェース面で打たなきゃダメよ」(渥美)

「そうでしたっけ?」(稲治)

「ゴルフはクラブでボールを“正しく”打たなきゃダメ。バックフェースはボールを打つように設計されていないから、こっち側で打ったら違反よ」と指摘する渥美に対し、稲治は「たしか『クラブヘッド』で打ちさえすれば、どの部分で打っても大丈夫だった気がします」と主張。果たして正しいのは?

クラブヘッドのバックフェースでボールを打つことは認められる?

A. 認められる
B. 認められない

正解は……

A「認められる」

プレーヤーは、クラブと球の間に一瞬の接触があるようにクラブヘッドで正しく球を打たなければならず、球を押し出したり、掻き寄せたり、すく上げたりしてはならない。このとき、クラブヘッドのどの部分で打つかは問わない(規則10.1a)。したがって今回のように、左打ちにしてクラブヘッドのバックフェース側で打ったとしても、罰はない。

週刊ゴルフダイジェスト2024年6月25日号より一部改

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