ルールはバッチリ覚えているつもりでも、いざコースへ出ると、「あれ? こんなときどうすればいいんだっけ……」という場面に遭遇することもしばしば。今回も、ゴルルと一緒に楽しくルールを学んでいこう!

監修／小山混
PHOTO／Hiroyuki Okazawa　THANKS／武蔵野GC

萩原と水谷のセカンドショットはともにグリーンをショート。

「ボールが当たる可能性があるときは、グリーン上でなくても拾い上げてもらうことができる」と主張する水谷に対し、萩原は「パターなら当たりそうだけど、ウェッジなら普通に打てば当たらないから、拾い上げることはできない」と反論。果たして正しいのは?

グリーン上以外でも、当たる可能性がある球を拾い上げてもらうことはできる?

A. できる
B. できない

正解は……

A「拾い上げてもらうことができる」

別のプレーヤーの球が自身のプレーの線上やその近くにあり、ストロークを行うとその球に当たる合理的な可能性がある場合、別のプレーヤーの球による障害が生じている、とみなされる。別のプレーヤーの球が自身のプレーの障害となる可能性があると合理的に考えた場合、別のプレーヤーにその球の箇所をマークして拾い上げることを要請することができる（規則15.3b）。ただしこのとき、球を拭くことは認められない（パッティンググリーンから拾い上げる場合を除く）。

週刊ゴルフダイジェスト2023年4月11日号より

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