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【人気連載アーカイブ】ミナセの小部屋Vol.16「右腕はムチのようにしなやかに」加速フォローの作り方

1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回は最後の一押しを可能にするフォローでの腕使いを教えてもらった。

PHOTO/Takanori Miki

小澤美奈瀬
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。小誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っている。USLPGAティーチングプロ

前回のお話はこちら

こんにちは、小澤美奈瀬です。今回は、フォローのお話です。みなさんが知っているプロのスウィングを見ると、ほどんどの選手が、フォローで右腕が伸びていませんか?

理由はヘッドの遠心力によって、腕が引っぱられているからです。

要するに、フォローまでヘッドが加速している証拠なので当然、飛距離が伸びます。


そのフォローを目指すには、まず右ひじと右手首が曲がったハンドファーストのインパクトができること。

そこからフォローでヘッドを投げるようにして、曲がった関節を一気に解放させるのです。インパクト前に右腕が伸び切っていると、フォローで遠心力が働きません。

インパクト以降は、右腕をムチのように柔らかく使い、クラブが抜けない最低限の力加減でグリップすることが大切です。

ぜひ試してみてください。

Point
右腕をムチのようにしてパワーを解放させる

インパクトでは、右ひじと右手首が曲がったハンドファーストでボールをとらえたら、フォローではヘッドに体が引っぱられるように、一気に右腕を伸ばしていく。右腕がムチのように柔らかく動くよう脱力するのがポイント。

インパクト前に右腕が伸び切るとヘッドは走らない

週刊ゴルフダイジェスト2019年12月17日号より