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【人気連載アーカイブ】ミナセの小部屋Vol.19「トップの“締まり”は体温計で測定できる!?」

1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣を伝授する本連載。今回は、強いインパクトを生み出すためにバックスウィングで意識すべきポイントを教えてもらった。

PHOTO/Takanori Miki

小澤美奈瀬
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。小誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っている。USLPGAティーチングプロ
前回のお話はこちら

こんにちは、小澤美奈瀬です。今回使用するのは「体温計」。みなさんはトップで右わきを意識したことがありますか?

実は、右わきの締まり具合が飛距離アップに影響してくるんです。そこで登場するのが体温計。体温計をわきに挟むとき、わきの付け根に入れますよね。このとき、わきをとくに強く締めようとしなくても、体温計が落ちることはありません。このように体温計をわきに挟む程度の、軽く締まった感じのトップを目指してほしいんです。


なぜこのトップが飛距離につながってくるかというと、右腕と体が一体化するので、体全体のパワーを使ってボールが叩けるからです。

注意してほしいのは、わきを強く締めすぎないこと。力みによって手打ちになってしまうからです。体温計を挟む程度の右わきの締まりができれば、ダウンからインパクトにかけて右腕が体から離れないので、必ず飛距離は伸びますよ!

Point
右腕を少し外旋させるとトップで右わきが締まる

腕と体を同調させてインパクトするためには、右腕を少し外旋(腕自体を外側に捻じる)させながらテークバックする。右わきが軽く締まると腕と体が一体化したトップになるので、インパクトで体全体のパワーを伝えやすくなる。

右わきが開くと上体が突っこみミスヒットの原因に

週刊ゴルフダイジェスト2020年2月4日号より