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【通勤GD】海老原清治&奥田靖己 もう一花のゴルフVol.1 クラブヘッドを、どう入れるか ゴルフダイジェストWEB

ドライバーでも自在にボールを操る海老原清治プロと奥田靖己プロ。ボールを操る原点は、アプローチにあるという。今週の通勤GDは新企画「もう一花のゴルフ」Vol.1。小を制するものは、大を制するという話です。

【通勤GD】
通勤GDとは‟通勤ゴルフダイジェスト”の略。世のサラリーマンゴルファーをシングルに導くために、月曜日から金曜日(土曜日)までの夕方に配信する上達企画。帰りの電車内で、もしくは翌朝の通勤中、スコアアップのヒントを見つけてください。

海老原清治
千葉生まれ。02年欧州シニアで3勝、賞金王。還暦すぎて飛距離を伸ばす超ベテラン
奥田靖己
大阪生まれ。93年日本OPなど6勝。シニアで2勝。ゴルフの侘び寂びを追求する

いつでもドライバー

海老原 長いこと試合に出ていると、いろいろなことがあってね。もう30年ぐらい前ですけど、2日目を終わって、2位に9ストロークの差をつけてトップに立ったことがあって……。

奥田 何の試合ですか?

海老原 ゴルフダイジェストトーナメント(1997年まで開催)。

奥田 東名カントリークラブですね。僕もゴッツイ好きなコースでした。

海老原 オクちゃん、あそこで勝っているものね。

奥田 はい。1992年です。で、エビさんは?

海老原 そのとき、前田新作が決勝2日間を65・66でまわって、逆転されちゃったの。

奥田 そりゃ、めちゃめちゃパターが入ったんでしょうね。

海老原 そう。ホールインワンするしね。

奥田 あっ、新作さんが賞金王になった年(1984年)ですね。

海老原 2日目なんか大雨に大風で、そのなかで僕は65でまわったんですよ。

奥田 エビさんのほかに60台の選手はおらんかったでしょ。

海老原 たぶん60台は僕だけだったはずです。

奥田 グリーンが小っちゃくて、アップダウンあって、距離感が難しいコースやったですね。

海老原 上り下りの距離感がね。それで風でしょ。でも、そういうほうがゴルフの面白さが出るよね。

奥田 そりゃ面白いですよ。17番(376㍎・パー4)が嫌でしたね。狭くて、左が崖で打っちゃダメで、右はOB。

海老原 みんなフェアウェイウッドやアイアンで刻むホールだけど、やっぱり、オクちゃんはあそこもドライバー?

奥田 僕はドライバーですね。

海老原 オクちゃんは、いつでもドライバーだよね。ドライバーしか頭にないもの(笑)。

ゴルフの原点は
小さなバックスウィングから
球を打つこと

奥田 フェアウェイにさえ行けば、あとはSWでサッ、ですからね。

海老原 でも、結構勇気がいるよ。僕もやっぱりドライバーなんだけど、短いホールほど危険を冒しながらいけばバーディチャンスになりますからね。それを刻んじゃったら、長いホールと同じになっちゃう。みんながアイアンでティショットするようなホールがチャンスホールなんです。

奥田 たぶん、エビさんの場合は、まあ僕もそうなんですけど、ドライバーで2Iの距離も打てるし、球の高さも、右曲がり、左曲がりも自由自在だから、ドライバーが持てるんですよ。ドライバーでスプーンの距離も、5Iの距離も打てますよね。

奥田プロと海老原プロ

海老原 スウィングじゃなくて、クラブヘッドのことだけ考えているからできるんです。

奥田 体をどう動かすかじゃなくて、クラブヘッドをどう動かすかを知らんと、できません。

海老原 僕の場合はアプローチがゴルフの原点なわけ。ゴルフというものは、ウサギの穴にボールを入れることから始まりましたが、僕もそういうものからゴルフを始めましたからね。我孫子の研修生時代に、お客さんが少なくて、キャディの仕事が暇なときに、ホールカップじゃなくて、本当にただの穴。そこへみんなでアプローチして入れる遊びをやっていたんです。

奥田 そうして遊びで覚えるのがいちばんです。

海老原 そういうときのバックスウィングって、ほんの少し、30㌢とか40㌢ぐらいで、それで穴に入れていくんですよ。ゴルフって、そこが原点なんだよね。そのスウィングが大きくなって、レッスンが始まって、わからなくなっちゃう(笑)。

奥田 まず形から入りますからね。

クラブヘッドの入れ方が大事

海老原 オクちゃんもそうだけど、よく「クラブヘッド、クラブヘッド」って言うでしょ。アプローチを大事にしている人というのは、クラブヘッドをどう入れるかしか考えないんです。体の使い方は考えない。

奥田 いまエビさんが、「クラブヘッドをどう入れるか」と言ってはりましたけど、ヘッドの入れ方で、ボールがどう変わるか、なんですよ。

海老原 そうなんです。それが自由自在の原点だから、ドライバーでもちょこちょこ何かやったりもできるんです。

奥田 「入れ方」ですよね。チョコンと入れたり、スパーンと入れたり。エビさんなんかだと、カーンと入れて引いたりもしますから。そりゃ入れ方というのは、いっぱいあるわけです。小を制する者は、大を制す、です。

「クラブヘッドをどう入れるかだけ。体の動きは考えない」(海老原)

海老原 ドライバーでアプローチもする。

奥田 杉原(輝雄)さんが、ホンマにドライバーでアプローチしたいと思ったときがあったという話を聞いたことがありました。お客さんにふざけていると思われるといけないので、やらなかったそうですけどね。

海老原 あっ! それ、僕もあった。本当にドライバーでアプローチしたいと思ったことが。ギャラリーの目が気になってやらなかったんですけどね。人間って忘れる動物だけど、こういう話をしていると、だんだんと、また思い出してくるね。

【花咲く一言】30㌢のバックスウィングからヘッドの入れ方だけに集中してみよう

画/伊藤方也

TEXT/Chiharu Kubota

週刊ゴルフダイジェストより

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