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【トップコーチ考案パット練習法】#4 方向性と距離感に磨きをかける3つのアイデアドリル

ツアーで引っ張りだこのパット専門コーチ・橋本真和氏と松山英樹のコーチ・目澤秀憲が身近なグッズを使ってできるパットの練習法を教えてくれた。最後は、身近にあるものを使ってできる、3つのアイデア練習法をご紹介!

TEXT/Tadashi Anezaki THANKS/千葉CC川間C

橋本真和(右)
TPIレベル1、アスリートボディケア・セルフトレーナーなどの資格を持ち、最新機器を用いて最先端のレッスンをプロやアマチュアに行うパッティングコーチ

目澤秀憲(左)
13歳からゴルフを始め、日大ゴルフ部を経てプロコーチに。TPIレベル3を取得。2021年1月より松山英樹のコーチに就任

●CONTENTS●
>>#1 スマホでストロークのクセをチェック
>>#2 方向性が劇的にアップする「ゲート練」
>>#3 ピッタリ距離感が身につく「ガムテープ練」
>>#4 方向性と距離感を磨く3つのアイデア練

「コイン」ドリル


テンポの良いストロークが身につく
ヘッドの上に硬貨を置いてストローク。「テーブルクロス引き」のように、ヘッドを引いたときに硬貨が置き去りにされてストンと落ちれば、適度なスピードでテークバックできている証拠。硬貨は1円だと軽すぎ、500円だと重すぎるので、5円、10円、100円のいずれかが良い。

「スティック」ドリル

左右対称な振り子ストロークが身につく
構えたときに、みぞおちとヘッドでちょうど挟める長さの棒を使い、棒を落とさないようにストローク。手元やヘッドを水平移動させるようにして動かすと(写真右)、スティック落ちる。みぞおちとヘッドの距離を保ったまま、振り子のように振る感覚を染み込ませることができる。

「スリーブ」ドリル

スクエアなインパクトを身につける
シャフトに固定した箱の向きを意識しながらストローク。箱の向きが大きく変わるのは、手でシャフトをねじってフェースを不必要に開閉している証拠

週刊ゴルフダイジェスト2022年4月26日号より