【読者記者】No.1753「パー3のティーショットでなぜかシャンク。何が原因なのでしょう」
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読者が自身の悩みを解決する方法について、直接プロに取材する「読者記者」。今回のお悩みは「アイアンでシャンクが出る」というもの。果たして解決方法は?
PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara THANKS/ゴルフプラザイセサキ(群馬県伊勢崎市)
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読者記者No.1753 鈴木猛さん
●41歳 ●会社員 ●ゴルフ歴/13年 ●ベストスコア/78 ●平均スコア/92 ●165㎝・62㎏ ●ドライバー飛距離/245ヤード
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先生/石橋建男
78年生まれ、群馬県出身。97年、19歳でプロ入会。スウィングは「100人100様」という理念を持ち、ゴルファーひとりひとりの個性を生かし、型にはめないレッスンが人気
鈴木さんのお悩み
「パー3のテーショットでシャンクが出る」
朝イチのアイアンは必ずといっていいほどシャンクします。パー3のテーショットでもシャンクが出ることが多いです。何が原因で、どうしたら直りますか?
インパクト直前で左肩が開いていて、ヘッドが振り遅れる形でフェースが開いている(3コマ目)。ネックに当たるシャンクではなく、フェースが開きすぎたシャンクの可能性が高い
鈴木 一体、何が原因なのか……。
石橋 鈴木さんの場合、2つ原因があって、ひとつは体の開きが早いこと。体が開くと、クラブが振り遅れてフェースが開きます。もうひとつはフォローで左ひじをたためないことです。ひじがたためないから、クラブが体から離れていって、開いたヘッドでボールを右に押し出す形になるんですね。
鈴木 なるほど。
石橋 水平素振りは、ひじのたたみ方のいい練習になります。水平に振り抜いたところで前傾すると、実際のフォローの形になります。
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<問題点 1>
インパクトで早く体が開いてしまう
インパクト前に左肩を開いたり、持ち上げたりすると、ヘッドが振り遅れるので、インパクトでフェースが開く
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<問題点 2>
フォローで左ひじをうまくたためない
インパクト後、左ひじをたたんでヘッドを左に振ることでフェースは閉じる。ひじがうまくたためないと、フェースは開きっぱなし
記者「フェースが開いて当たる感触があります」
プロ「左肩を止めないとフェースは閉じません」
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Point
左ひじを体から離さずに振り抜く
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フォローでは左ひじを体から「離さない」。仮にひじがたためなくても、ある程度はフェースが閉じる
Drill 1
直立して胸の高さでクラブを振る
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水平フィニッシュから上体を前傾させる
水平素振りのフォローの形で静止し、そのまま上体を前傾させると、実際のスウィングでクラブをどの方向に振るのかがわかる
Drill 2
クラブを2本使って右片手打ち
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<取材後記>
左ひじを曲げる練習が必要
水平素振りをすると、右側はできるのに、左側ができない。フォローで左ひじが突っ張っている自覚はありましたが、曲げる動きが苦手だったんですね。これから練習してみます。
月刊ゴルフダイジェスト2021年12月号より
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