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【教えて! なっち先生】Vol.69 猛暑の夏こそ、自宅練習! 上達&運動不足解消のチャンス

夏の暑い時期はエアコンの効いた屋内で過ごす時間が増えて、運動不足になりがちです。そんなときこそ自宅でやっておきたい「手打ちを解消するボディドリル」を、ゴルフイラストレッスンでお馴染みのプロゴルファー・大谷奈千代に、イラストを交えて詳しく解説してもらおう!

運動不足のときにオススメの自宅でできるボディドリルを紹介!

>>前回のお話はこちら

  • 飛距離を伸ばすには、体をひねり、大きなバックスウィングを作ることが重要になる。そのために必要な体の使い方を、ゴルフイラストレッスンでお馴染みのプロゴルファー・大谷奈千代に、イラストを交えて詳しく解説してもらおう! 体をしっかりひねってワイドに上げるのが、飛距離が出せるバックスウィング。手でクラブを持ち上げてしまうと、バックスウィングが小さくなり、エネルギーをロスしてしまう ……


Lesson 69
さまざまなミスにつながる手打ちを
ボディドリルによって修正する


今年の夏も猛暑が続いていますね。こんなに暑いと外に出るのもおっくうになってしまいます。

エアコンが効いたご自宅で過ごす時間が増えると、運動不足が心配ですよね。体が動かないと、思ったようにスウィングできないだけでなく、怪我の原因にもなってしまいます。

今回は、そんな運動不足になりやすいときにこそ、やっておきたいボディドリルについて、ゴルフイラストレッスンで解説してみましょう!

思ったように体が動かないと、当然そのぶん手を使ってスウィングすることになってしまいます。このことを『手打ちスウィング』と呼んでいます。

手打ちスウィングは、腕の運動量が体の運動量よりも多い状態のことを表します。腕の運動量と体の運動量がバラバラだと、回転運動が適切に行われないので、クラブが正しい軌道から外れてしまう可能性が高くなってしまいます。

手打ちスウィングによって、クラブがオンプレーンから外れてしまうミスといえば、フライングエルボーや振り遅れなど多岐にわたります。

ご本人にそんなつもりがなくても、手打ちスウィングの方は手をたくさん使っているので、スウィングの始動で手や腕が先に動いてしまいます。こうなってしまうと、始動の時点で体の回転(具体的には、腰と胸の回転)が不足して、腕の運動量が勝っている状態になってしまうので注意が必要です。

そんな手打ちスウィングを直すためには、腕と体の運動量を合わせることが大切です。ボールが目の前にあると、ついつい手が出てしまいますから、ボールを打たずに体の動きに焦点を当ててみましょう!

手打ちになってしまうと、腕と体の運動量がバラバラになり、さまざまなミスにつながる

ボディドリルで体と腕の運動量を合わせる

手や腕を使ってスウィングを始めてしまうと、多くの場合、右ひじを引いてクラブを持ち上げやすくなります。こうなってしまうと、体よりも先に右の肩甲骨が動きだしてしまうので、右肩が上がり、胸が回らない体勢になってしまうので注意が必要です。

ボディドリル習得の際は、手でクラブを持たずに胸の前に当て、腰と胸を回して体をねじる動きを繰り返し、体と腕の運動量を合わせましょう。ポイントは、下のイラストの右のように前傾姿勢と背骨の軸を保ったまま回転することです。

腕の運動量が体より多いと、右ひじが引ける形になりやすい。前傾姿勢と背骨の軸を保ったまま腰と胸を回し、体をねじる動きを繰り返してみよう

ボディドリルは手軽にできるとても効果的な練習方法です。プロとアマの大きな違いは体の使い方にあります。マキロイは両腕を組んで、いつも回転運動をチェックしています。

胸を回す動作は日常生活にあまりない動きなので、ボディドリルでしっかり体を回しておきましょう!

大谷奈千代

1984年、神戸市出身。JLPGAトーナメントプロ&ティーチングA級。関西を中心にレッスン活動を行う

週刊ゴルフダイジェスト2025年8月18・25日合併号より