【練習場の“浦”メニュー】Vol.17 何ヤードなら左右1ピンの幅に“絶対”収められますか?
練習場の“浦”メニュー
身長171cmで420Yという驚異の飛距離を誇る浦大輔が、上達に役立つホンモノの練習を伝授する連載「練習場の“浦”メニュー」。誰しも狙ったところに打つ練習をしている……つもりだが、そんな漠然とした練習では方向性は高められないと浦さんは言う。本当に上達できる練習とはどんなものなのか?
TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Takanori Miki THANKS/√dゴルフアカデミー ILLUST/Koki Hashimoto


浦大輔
うらだいすけ。身長171cmで420Y飛ばす飛ばし屋にして超理論派。東京・銀座及び池上で√d golf academyを主宰。「浦大輔オンラインアカデミーサイト」では、スペシャルドリルやマル秘レッスンを有料会員限定で配信中
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- 身長171cmで420Yという驚異の飛距離を誇る浦大輔が、上達に役立つホンモノの練習を伝授する連載「練習場の“浦”メニュー」。ドリルに没頭するアマチュアの多くは「やってる感」で満足してしまっているか、やってる自分に酔っているだけだと浦さん。とくにわきの下にグローブやタオルを挟む練習は要注意だ。 TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Takanori Miki THANKS/√d……
今月の浦メニュー
いいスウィングをしても
方向性はよくならない
こんな人にオススメ!
●狙い通り飛ばない
●球が曲がる
球が曲がって方向性が悪い、狙ったところに思うように飛ばせないという人は、徹底的に方向性にこだわった練習をするべき。「いいスウィング」「キレイなスウィング」を目指している練習の先に方向性アップという結果はない
スコアをよくしようと思ったら、ショットの方向性を高めることは不可欠。ここに異論がある人はいないと思います。ではみなさんは、本気で方向性を高める練習をしたことがありますか?
アマチュアの方に練習の目的を聞くと、「上達のため」「いいスウィングを身に付けるため」といった答えが返ってくることが多いんですが、こんな漠然としたイメージではどんなに練習したって上手くなるわけがありません。そもそも、いいスウィングをしたらスコアがよくなるというのが勘違い。そんなものは「いい服を着たらモテる」と言っているのと同じくらい壮大な幻想です。
スコアアップのために方向性を高めたいのなら、そこを徹底的に突き詰めた練習をしなきゃダメ。いいスウィングをしようなんて考えている余裕はないんです。
もし「1Y先の目標を正確に狙ってください。外したら罰金」と言われたら、クラブを極端に短く持って、軌道とか体重移動とか一切無視して小さくチョコンと打ちますよね。これが「狙う」ということの本質。方向性を高めるためにこれをやっていますか、という話なんです。
ではもう1つ聞きます。ショットを左右1ピンの幅に絶対収められるのは何Yまでですか? 「うーん、100Yは少し難しいかな〜?」なんてちょっとでも頭をよぎった人は深く反省してください。5Yどころか、3Yだって簡単じゃないですよ。
最初は1Yでもいいんです。1ピンくらいの幅を狙って方向性だけを考えて打ち、それを何Yまで延ばせるかやってみてください。私の場合、50度のウェッジで75Yくらいまでならある程度の確率で1ピン幅に収まりますが、80Yを超えるあたりで確率がグンと下がる。これを知ることが方向性アップの第一歩です。
本当は弾道データを見ながら、打ち出し方向、オフライン(ターゲットから左右にどれだけ外れたか)、サイドスピン、キャリー距離をチェックして、どうすれば1ピンの幅に収まるかを試行錯誤していくのが理想です。別に真っすぐ打ち出してサイドスピンゼロの球を打つ必要はありません。スライサーなら少し左に出て右のサイドスピンで戻る球でいいし、ドローの人ならその逆でいい。番手によっても打つ距離によっても変わりますが、こういったことを知り、コントロールできるようになることが、方向性を高めるということなんです。
データが見られないなら、まずは打ち出し方向。1Y先にボールを10センチ幅くらいで2個並べ、その間を通すように打ちます。うまく通せないならアドレスの向きを変えるなど調整して、必ず狙ったところに出せるようにする。ちゃんと芯に当てることも大事です。
こういった練習の積み重ねだけが、真の意味で方向性を高められる。「キレイなスウィング」なんて、これを徹底的にやった後で考えればいいんです。
Point 1
1Y先の「門」を通すように打つ

Point 2
データを見ながらとにかく「真っすぐ」

<コースでの効能>
方向性が絶対的にアップする!
この練習を続け、1ピン幅に収められる距離が伸びてくれば、必ず方向性は向上し、それはスコアアップにも直結する。自分の持ち球や弾道のクセなどを把握するのにも有効で、これもスコアアップには大きな効果があるはずだ
月刊ゴルフダイジェスト2026年6月号より


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