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吉田一尊流“100を切る”メソッド<ドライバー編>“曲がる構え”を正すことから始めよう

累計8万人の会員数を誇る「ステップゴルフ」。その会員の平均ベストスコアは「99」で、会員の多くが100切りに成功している! その“100切りメソッド”を考案した吉田一尊プロに今まで門外不出だった「究極の100の切り方」を読者のみなさんにご紹介!

PHOTO/Tsukasa Kobayashi TEXT/Takashi Okawa THANKS/ステップゴルフ

先生/吉田一尊

1977年生まれ大阪府出身。2023年、全国展開するインドアゴルフスクール 「ステップゴルフ」のエグゼクティブコーチに就任。「コーチのコーチ」として、約200名のコーチへの指導を行っている

生徒/阿部慎之介

「吉田プロの教えで生徒さんを指導していたら、自分も上手くなっちゃいました(笑)」と語る「ステップゴルフ」コーチ。本企画では吉田プロの“生徒役”として登場してもらった

100切りまでのロードマップ
①ドライバーの「当たる構え」を身に付ける
②アイアンの「正しい軌道」を知る
③「正しい軌道」のアプローチを覚える
④パッティングの「距離とライン」の基本を知る

球が曲がる人は
「曲がる構え」になっている

吉田 まずはドライバーの教え方から。

阿部 よろしくお願いします!

吉田 ドライバーのポイントはなんだと思う?

阿部 はい、構え方ですよね。

吉田 そう、多くの人がボールが左足寄りにあることで、右肩をかぶせるように構えてしまう。それで真っすぐ振ろうとすると、カット軌道に対してフェースオープンな状態になってしまう。

阿部 結果、大きなスライスになってしまうわけですね。

吉田 そしてもうひとつのポイントがスウィングの「支点」を減らすということ。手首や左ひじを曲げずに振ればそれだけ「支点」が減り、スウィングがシンプルになる。結果的に曲がらなくなるよね。

阿部 マネジメントはどう教えたらいいですか?

吉田 100切りにおいては、飛距離は200ヤードで実は十分。左右の曲がりも30ヤードまで許容できる。OBにさえ行かなければいいことがわかるとラクだよね!

多くの人がボールを左足寄りに置いて右肩をかぶせて構えている。結果、カット軌道でフェースが開きやすいためスライスになる。正しいアドレスは左肩より右肩が下がった形

100切りのためのドライバーのコツ
右に出ないアドレスを覚えよう!

アドレスの時点でスライスが出やすい要因をなくしておくことが重要。手順通りにアドレスを作ることでヘッドがインサイドアッパー軌道で、フェースも開きにくくなる

手順 1 体の前でフェースをかぶせる 「この時点」で右を消す
手順 2 ハンドファーストに構える フェースを「真っすぐ」に
手順 3 骨盤を左に寄せる(右肩が下がる) 軌道を「アッパー」に
手順 4 ちょいクローズにして完成 軌道を「インサイド」に

100切りドライバーの打ち方
「支点を減らす」でスウィング安定!

手首やひじといった支点になる場所を曲げないことでスウィングがシンプルになる。左足軸でおへそを右に向けてテークバック。そこから体を回し続けたらインパクト!

100切りドライバーの練習法
超簡単! スウィングストレッチ

股関節にシャフトを押し当て、右のお尻を引くような動きでおへそを右に向ける。100切りゴルファーはつい手でクラブを上げがちだが、これを繰り返せば体の動きでスウィングする感覚が身に付く

>>アイアン編はこちら

月刊ゴルフダイジェスト2025年2月号より