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【150Yからパーを取る】#5「ピンだけでなく“エッジまでの距離”も必ず測ろう」

練習場ではそこそこ狙った場所にいくのに、いざコースに出ると、なかなか乗らない「150Y」。そこで今回は、百戦錬磨の競技アマたちに、150Y前後の距離をしっかり乗せるための考え方について聞いてみた。

TEXT/Daisei Sugawara PHOTO/Hiroaki Arihara、Shinji Osawa、Masaaki Nishimoto THANKS/嵐山CC、赤城国際CC、森林公園GC、ハンズGC、天野山CC、豊洲ゴルフベース

※アマチュアのみなさんにはボランティアとしてご協力いただきました

●CONTENTS●
#1  アイアンは“飛ばそう”としないこと
#2 意識は常に“ボールの左側”
#3 インパクトは“線”で考える
#4 着弾までの秒数までイメージ
#5 エッジまでの距離も必ず測ろう

こばやし・まさし。森林公園ゴルフ倶楽部では2度クラチャンを獲得。自宅にアプローチ練習場を造るほどゴルフへの情熱がすごい!

「エッジまでの距離」も必ず測る

「ピンまで100ヤード以上残っていたら計測します」という小林正志さん。ピンまで計測した記者に対し小林さんが一言。

「ちなみに、どこまで測っていますか? 私はエッジまでの距離も計測します。ピンまで130ヤードくらいまでならスピンが利き、ランをそれほど考える必要はないのでピンまで打ちますが、150ヤードであればピンとエッジの間を狙うのがベスト。そこからトロトロと転がり、良い所に止まると考えています。ピンとエッジを測れば、打つ距離も明確になるのでショットが曖昧にもならないです。ここで大事なのは、自分のキャリーの距離を知っておくこと。これを知らないと距離がわかっても狙った所へ打っていけませんからね」


ランが出るのでピンより手前に
キャリーさせたい!

150ヤードあると、着弾してからビタッと止まるわけではないので、ピン手前にキャリーさせる。エッジとの間と考えられると狙いが明確になる

「狙いはズバリ
エッジとピンの中間です」

ピンまでだけではなくエッジまでの距離も計測する。ピンまで150ヤード、エッジまで140ヤードであれば、キャリーで145ヤードを打つのが小林流の攻め方だ

Q. クラブ選びまで考えることが多そうですね?
A. ライや風などしっかり見てクラブを選びます!

ライの状態がいいのか、あるいは傾斜しているのかを確認。ここで少しでも気になる点があれば番手を上げることを考える。さらに、アゲンストの風など外的要因を考慮しさらに番手を替えることも。基本3本は持っていく

Q. セカンド地点で後ろを見ていましたよね?
A. ホール全体の傾斜を確認してました

グリーン方向を見るだけでは傾斜を確認しきれないことが多い。「ティーイングエリア方向を見ると、上りなのか確認しやすい。意外と打ち上げていることもあるので、番手選びの参考になります」

Q. 歩くの結構速いですよね?
A. リズムが崩れるのが嫌でサッサッと歩きますね

一緒にラウンドして記者が気付いたのは、カートには乗らず、さらに歩くのも速いこと。「自分の中のリズムがあって、それを崩したくないので速いのかもしれません。サッサッとボールまで向かいます」

これも忘れない!
目土作業はしっかりやります!

カートからクラブを持っていくときに目土袋を持っていくようにしていると小林さん。「これくらいの距離はターフが取れることもあるので、マナーですから絶対にしています」

ナビも活用!
ピン位置とアンジュレーションをチェック

今では乗用カートにコースナビが付いていることが多いがこれも活用。「ピン位置とグリーンの傾斜は見るようにしています。行ってびっくり! ということはないようにしてます」

  • 練習場ではそこそこ狙った場所にいくのに、いざコースに出ると、なかなか乗らない「150Y」。そこで今回は、百戦錬磨の競技アマたちに、150Y前後の距離をしっかり乗せるための考え方について聞いてみた。 TEXT/Daisei Sugawara PHOTO/Hiroaki Arihara、Shinji Osawa、Masaaki Nishimoto THANKS/嵐山CC、赤城国際CC、森林公園……
  • 練習場ではそこそこ狙った場所にいくのに、いざコースに出ると、なかなか乗らない「150Y」。そこで今回は、百戦錬磨の競技アマたちに、150Y前後の距離をしっかり乗せるための考え方について聞いてみた。 TEXT/Daisei Sugawara PHOTO/Hiroaki Arihara、Shinji Osawa、Masaaki Nishimoto THANKS/嵐山CC、赤城国際CC、森林公園……
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  • 練習場ではそこそこ狙った場所にいくのに、いざコースに出ると、なかなか乗らない「150Y」。そこで今回は、百戦錬磨の競技アマたちに、150Y前後の距離をしっかり乗せるための考え方について聞いてみた。 TEXT/Daisei Sugawara PHOTO/Hiroaki Arihara、Shinji Osawa、Masaaki Nishimoto THANKS/嵐山CC、赤城国際CC、森林公園……

月刊ゴルフダイジェスト2024年11月号より