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【ミナセの小部屋】Vol.49「フォローで左肩は下げたまま」腕がスムーズに返ってヘッドが走る!

1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬。彼女が飛ぶようになった秘訣をお伝えする本連載。今回は腕をスムーズにローテーションさせるコツを教えてもらった。

PHOTO/Takanori Miki

小澤美奈瀬
おざわみなせ。1992年生まれ、愛知県名古屋市出身。小誌・美女ゴルフユニット『ゴルル』メンバー。現在、ミニツアーなどに参戦しながら、主に東京や名古屋などで飛距離アップのレッスンを行っているUSLPGAティーチングプロ。

胸を大きく開いて肩甲骨を背骨に寄せるイメージ

みなさんこんにちは! さっそくですが、今回はフォローで左ひじが引けず、上手に腕をローテーションさせるヒントをお伝えいたします。

まず結論からいいますと、インパクトからフォローにかけて、両肩、特に左肩を顔から離した状態をキープすることです。


その理由は、肩が上がって顔に近づくと、手元が浮きやすくなりフェース面が開いた状態になるからです。そうなると、腕のローテーションが上手く行えないので、フォローで左ひじが引けやすくなり、スライスの原因につながってきます。当然、ヘッドも走らないので飛距離は出ません。

インパクト以降、左肩を上げずに、左肩が低い状態をキープしたまま振ることで、手元の浮き上がりを防ぎ、スムーズに腕をローテ―ショーンさせながら振り抜いていくことができます。

胸を大きく開き、肩甲骨を背骨に寄せるような感覚で振っていくと、フォローで左肩が上がらずに、顔から遠ざかっていく感じがつかめると思います。みなさんもぜひ試してみてくださいね。

左肩が顔から離れた状態をキープ

インパクトからフォローにかけて、左肩が顔に近づいてしまうと、手元が浮き左ひじが引けやすくなる。するとインパクトでフェースが開きやすく、ボールにパワーが伝わらない。「左肩を顔から遠ざけながら振り切る意識を持ってくださいね」(美奈瀬)

クラブを背負い、肩甲骨を背骨に寄せた状態でスウィングすると、左肩を上げずに振り抜いていく感覚がつかめる

週刊ゴルフダイジェスト2021年4月6日号より