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【渋野日向子の先生④】青木翔のコーチ人生において譲れないこと。操り人形にはしてはいけない

「渋野日向子の先生」の第4回は青木翔コーチの信念について。「子供には未来がある。そんな子供たちをボクの操り人形にしていいと思いますか?」と青木コーチ。彼のコーチ人生でもっとも大切にしていることについて聞いた。

あおきしょう。1983年3月2日生まれ、福岡県出身。大学を卒業後、プロを目指すも27歳のときにティーチングの道を志す。2012年に自身のアカデミー「ASGA」を設立。渋野を始め、数々のツアープロや有望なアマチュアゴルファーの育成を行っている

やるのは本人、解決するのも本人

GD 青木コーチは指導するうえで、大切にしていることはどんなことですか。

青木 自分で気づいて、自分で考えて、自分で工夫できるゴルファーになってもらえるようにコーチングしています。だって、やるのはボクじゃなくて選手ですから、代わりに打てないじゃないですか(笑)。自分で考えて、自分で解決するチカラを養ってほしいんです。そして、いつか「ゴルフをやっててよかったな」って、思えるようにゴルフが人生の中で役立ってくれたらうれしく思います。

「自分で気づくレッスン」を促す

青木コーチはプレーヤーの感性を生かしつつ、ゴルフスウィングの原理原則を受け手が考えて気づくまで、寄り添いながらレッスンを行う。

青木 言われてやるのではなく、自分で気づくことで忘れにくくなる。自分で解決することが蓄積していくことで真の強いゴルファーになれる、と考えています。

PHOTO/ARAKISHIN、Hiroaki Arihara、Shinji Osawa
THANKS/パインレークGC、樫山ゴルフランド

週刊GD2019年9月10日号より

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