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【渋野日向子】振ったほうが曲がらないを証明した、迷いなく「振るスウィング!」

GDライブラリ
2019.09.12

日本人として42年ぶりのメジャー優勝を遂げた渋野。その気持ちのいいスウィングを塩谷育代プロが改めて解説!

渋野日向子
今年からツアーに本格参戦後、サロンパスカップで優勝するなど国内2勝、その後初のメジャー全英女子オープンで優勝の快挙

【解説/塩谷育代】
ツアー通算20勝。1992、1995年の賞金女王。伊藤園所属。ゴルフ解説者として活躍中

軸はブレずに足が動く。盤石の体幹力!

腕と胸の距離がずっと変わらない

特徴的なのはスタンス幅が広くて、手の位置が低いこと。これはスウィングが安定する形で、前から後ろから押されてもおそらくビクともしないはず。無理に踏ん張らなくても軸が取れます。

ですから、大きなフトコロを保ったまま振り切れていて、インパクトでつまりは一切なく、トップからフォローまでまったく淀みがないように振れるのです。

スウィングに躊躇する間がなく、リズムがいい。全英の舞台でもそうでしたが、歩くリズム、決断するリズム、打つリズム、すべて一連になっています。それもソフトボールでピッチャーをやっていたときの投げるリズムと同じなのではないでしょうか。彼女にとって心地いいテンポなんでしょうね。

そして何と言っても下半身が強い。

あの上半身のスピード感、そしてワイドスタンスだと、ちょっとした軸のブレで体が前後してしまいそうですが、下半身は動きつつ軸がブレていません。

体幹の動きとともにそれにつられて下半身が動いているように見えます。体幹主導なので、手の位置と胸の関係、その距離がずっと変わらないのもいいポイントですよね。

下半身が積極的に動くことで、フトコロが担保されます。あとはシャットフェースのまま、そのスペースにクラブを下ろすだけです。

インパクトで左腰を目一杯切る一方で、腕とひじが体のそばにあります。だから、パワーがヘッドに伝わります。ここに渋野選手の飛ぶ要素が詰まっているのです。(塩谷)

月刊GD2019年10月号より

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